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魔女の絶対道徳

タイトル:魔女の絶対道徳(小説:ファミ通文庫)
作者  :もりたきせつ:森田季節
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

ヒロインの下ネタトーク&和物伝奇バトル。……基本的には。

定番とは微妙に軸線が違う感じなので特徴をあげてみましょう。

・ヒロイン毒舌でしゃべりまくり。あとあけすけな下ネタ多し。
・善悪よりも強者弱者の論理が表に出がち。
・日本神話や伝承が物語の下地。
・少なくとも1巻ではバトルシーンは話の中心ではない。
・描写の細かさから、おそらくモデル都市が存在すると思われるが、これがローカル色を高め、落ち着きを演出。まあそれでも隠しきれないくらいヒロインのしゃべりはひどいわけですが!

ヒロインの会話さえ忌避感なければおすすめ!

地元で起こっている連続殺人事件の犯人を追っていた少年・水主頼斗は、逆に相手に捕らえられてしまう。そこで一緒に捕らえられていた少女・愛宕輪月と出会った頼斗は、輪月から自分は天狗の一族であると告白され、助かるための共闘にあたって不利な条件を突きつけられる。自分の命がかかっているために仕方なく条件を飲んだ頼斗は、咒師として以降こきつかわれることに。連続殺人事件の真相とは?

んー、なんかどこかでヒロインに既視感が……
ああ、ガハラさんだ。戦場ヶ原ひたぎ。あの毒舌に火力が加わるとこうなっちゃうかも。
バトルは薄めですが、その分他がカバーしてるので個人的には満足です。
ラスト付近で主人公が戦うシーンはとくによかったなあ。


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from monumenta librorum on 土曜, 2013/01/05 - 19:48

咒師という化け物退治の仕事を継いでしまった高校生の少年が主人公の話。天狗や吸血鬼のヒロインとも知り合って、連続殺人事件を解決するという展開だが、ヒロイン達がかなり強烈な...