名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

クジラのソラ 4

タイトル:クジラのソラ 4(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :せおつかさ:瀬尾つかさ
絵師  :菊池政治
デザイン:?
編集  :?

ミスって紹介文を消してしまったので、今夜また改めて書き直しますorz
SF方向に大きく舵を切ってどうなるんだろうと思ったんですが、SF成分はそのままに最終的には凡人の意地がすべてを制しました。
すごいよ雫! 天才を意地と熱さで引っ張り込んでしまう凡人パワーに敬礼っ!!!
その熱さにやられたんで赤枠認定いっときます。

いやー、いいシリーズを楽しませてもらいました。


この作品の名台詞

「門倉くん、あのね、ひとつだけ知っておいて欲しいことがあるの」
「何だよ、改まって」
「わたしの力が及ぶ限り、わたしはあなたを支持するわ。だから……どうか、時分の為に他の人が巻き込まれて、戦うことを肯定して。――責任の全てを自分で受けるなんて……ねえ、それってわたしたちのこと、全然信頼してないってことだよ」

→解説


「わたしは桟敷原雫よ。わたしは傲慢で自分勝手な人間よ。――わたしは、そう。自分の欲の為だけに動くの。他人の都合なんて知ったことじゃない」
「お前は……」
「綺麗事なんていわないわ。わたしに協力してちょうだい。わたしの為に動いてちょうだい」
「何をしろっていうんだよ」
「わかんない」
「おい」
「兄さんをぶん殴りたいの。それと、冬湖ともう一度、話がしたい。それだけ。わたしには方法なんてわからない。だから門倉くん、あなたに手伝って欲しい」

→解説


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/2098