名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

火の国、風の国物語4 暗中飛躍

タイトル:火の国、風の国物語4 暗中飛躍(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

王道ファンタジー、というよりは英雄譚になってきました。
王国軍の一部地方の圧政に耐えかねて解放軍が組織され、王国・解放軍に分かれての内乱に突入した国家。そこで解放軍側と王国側双方の運命を左右する人物にスポットを当てた戦記もの。
ただし、王国側の主役であるアレスはもともとバカみたいに強い上に、わけあって神に守護されているため死ぬ運命をことごとく回避してしまいます。
英雄というか、もはや神とか人外の領域。

今回は特にアレスの(事情を知らない周りから見た)異常性が際だってますね。不意打ちで放たれた矢を手で掴んで回避とか、どんな暗殺も察知とかインチキくさいにも程がある!
どうあっても死ぬとは思えないアレスですが、この先はどうなることやら。アレスが前線に出てくると戦いにならないと思うんですが……さてはて。


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