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火の国、風の国物語7 緑姫憂愁

タイトル:火の国、風の国物語7 緑姫憂愁(小説:富士見ファンタジア文庫)
作者  :しわすとおる:師走トオル
絵師  :光崎瑠衣
デザイン:?
編集  :?

帝国vs帝国の一部貴族の搾取に耐えかねた農民による反乱軍。その中の中核をになう、若き騎士アレスと、反乱軍の軍師ジェレイドを主な主役とした戦記ものなんですが……

もう完全に<赤の悪魔憑き>騎士アレスの英雄譚になってます!(褒め言葉)
前々から半分人外と化してたけど、もうあれだね某作品の台詞を借りると『生きているのなら、神さまだって殺してみせる』状態ですええ。

パンドラという精霊に護られているという点をさっぴいても、もうなんなんでしょうねアレスさんてば。
強すぎ。
そしてモテまくり。まあその辺の優柔不断な主人公と違って、あまりにも強い上に女性に優しいんでモテない方がおかしいんですけどね。でも、さすがにエレンディア様相手じゃ分が悪いってか、この二人以外の組み合わせは想像できない。

そしてすっかり主役をアレスに持ってかれてるジェレイドですが、なんかこの人物語終わると同時に逝っちゃいそうな気がすごくするんですが……なにげにこのシリーズ、死人を量産しまくってるよね。全員助かって大団円~というご都合主義からは遠そうです。
もしかすると、主役級で一人や二人はまだ退場者が出る…かも?


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2009/11/25 - 10:35

著:師走 トオル イラスト:光崎 瑠衣
「仕方のないことだったんです。必要な犠牲だったんです」
約二ヶ月半週間の積み。五ヶ月振りの新刊。前巻の後書きでは、七月発売予定でタイ...