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死神少女と1/2アンデッド

タイトル:死神少女と1/2アンデッド(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :kyo
デザイン:?
編集  :?

佐々原さんの新作はまさかの伝奇ホラー。
怖い、怖いよ!

半人半死人になっちゃった主人公と死に神?な少女を巡る物語(つまりタイトルそのまんまってことですね)なんですが、思っていたよりもはるかにガチで怖い雰囲気でした。

海辺で遺体として発見された少年・陣内冬哉。そのまま遺体として処理されかけたところを、蘇った。だが、冬哉は死ぬ直前の記憶を失っていて、しかも復活した直後はなにもないように思われたが、徐々におかしな現象に遭遇し始める。
そんなある日、夢に出てきた大鎌の少女が目の前に現れ「鏡を返せ」と迫ってくる……

タイトルで内容には事前にある程度想像がついているとはいえ、実際の描写をみると背筋にくるものがあります。
もっとも単純に怖いだけで終わる物語ではなく、半死人の冬哉と”渡し”である少女の那由子の関係がかなりおもしろく、今後の展開が気になるところ。


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