名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

残光の女神と1/2アンデッド

タイトル:残光の女神と1/2アンデッド(小説:ファミ通文庫)
作者  :ささはらしお:佐々原史緒
絵師  :kyo
デザイン:?
編集  :?

半人半死人になってしまった主人公と死神少女を巡る物語、完結。

これは……、うんいい終わり方だったと思います。
すべてハッピー大団円とは言わないけれども、終わってみればこれしかなかったんじゃないかという気がする。
まあ完結だけにネタバレ雑感ありでいきます。

那由子さんまじかわいい。

最終巻で一気に持って行かれましたね……
鏡を持って裏切った時には、「え、これどうまとめんの?」と思ったけど、そうかそうか愛ゆえの行動、ですか。
さらりと読み返してみたら、
「秋には栗饅頭もまた食べたい……一緒に」
の「一緒に」の部分にどれだけ重い意味が込められていたのかわかりました。うあああああ、これは泣ける><
母に手を取られて、振り返りながら去って行くシーンとかもう号泣ものですよ!

それだけに最後のシーンで救われてよかった。
今回も佐々原作品には楽しませてもらいました。また次回作も楽しみにしてます! 暴風……いえ、なんでも。


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