名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ベン・トー 3 国産うなぎ弁当300円

タイトル:ベン・トー 3 国産うなぎ弁当300円(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :あさうら:アサウラ
絵師  :柴乃櫂人
デザイン:?
編集  :?

スーパーマーケットには悲しい涙は必要ない。

……なんだそれ、と思うかも知れないけどこういう実際読むとこんなキャッチがビシッと決まるんですよ!
やってることは半額弁当争奪戦です。でも熱いです。バトル&弁当を食べる際の描写力が半端じゃないので、内容はバカでも映える!
おすすめ。ものすごいおすすめ。
こういう作品すすめてると、自分の原点に帰れていいですね。

さてさて、今回は新たなるライバルが参戦です。
丸富大学附属高校生徒会の双子の姉妹。超強いけどかなり変。そして姉妹にはとある秘密が。
やっぱりクライマックスは完全にスポ根してますね。正々堂々奪い合って勝ち取ってこそ半額弁当は美味なのである、と。
実際に食べているシーンの描写を見ると思わず弁当を買いに走りたくなる、そんな魅力に溢れています。

あと、恋愛方面にもちょっと異変あり。
槍水先輩がなんか今回かわいいですよ!?
そして佐藤君にもとうとう二つ名がつくのかっ! ……でも「変態」……プッ…いやいや笑っては駄目だ笑っては……。

佐藤にライバルが出来つつあったり、ほんと全編見所満載です。
あとは続きが出るだけですね。
なお、今公式サイトにはベン・トーの特集&書き下ろし短編があがってます。見に行くしか!


この作品の名台詞

「姑息な勝利などいるものか! それで半額弁当を獲ったとて美味いわけがない!」

→解説


「出る杭は打たれる。だが、打っても引っ込まない杭があったとしたら、お前ならどうする? ……つまりは――」
『死ぬ気でぶっ叩く』

→解説


離れた方がいい、やめた方がいい、それがわかってはいてもやめられないのだ。
利口な人間ならば頭で考えそれに従う。だが自分たちは腹の虫に、本能に、従う。
結局、自分たちはあの場以外では生きられないのだ。そういうふうになったのではない。そういうふうに生まれ落ちたのだ。
誰もがきっとそうであるように、それぞれには適切な生きる場所というのがある。そこ以外では死んだようにしか生きられない。
「そうですわね、氷結の魔女にも、期待しましょう」
半額弁当を奪取せんがために生まれ、そのために生き、そのために死ぬ……そう生まれた。
ならば、スーパーで、弁当コーナー前で、半値印証時刻(ハーププライスラベリングタイム)に……死にたい。

→解説


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