名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ダンタリアンの書架1

タイトル:ダンタリアンの書架1(小説:スニーカー文庫)
作者  :みくもがくと:三雲岳斗
絵師  :じーゆうすけ:Gユウスケ
デザイン:?
編集  :?

90万と666の幻書を封印した”ダンタリアンの書架”たる少女と、彼女の保護者?である青年。
二人が幻書にまつわる旅を続けるロードノベルです。
ちょっとダーク入ってます。
本好きで言葉遣いはやたら硬い罵倒系ゴスロリ幼女好きな方は陥落必至。
つまり表紙で堕ちろー!、みたいな。

作者の人は三雲岳斗なので、さすがに手慣れたもの。クオリティは安定しています。
普通の人間が扱うような智恵を逸脱した様々な効力を持つ幻書を回収して回っているのですが、切ない結末に終わることが多いのが特徴。
うわーダーク……。
キノの旅、みたいな皮肉の効いた挿話もあったりします。

しかし、なんといってもダリアンがかわいいですね。
やたら偉そうな言動と、食べ物には簡単につられるあのギャップがたまりませんっ!


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