名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

電波女と青春男 8

タイトル:電波女と青春男 8(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

実は読み終わってはじめて気がついたんですが、これで終わりという形になるようで。(いや、明確に完結とは謳ってないんでひょっとしてまだ続刊でないとも限りませんが、とりあえずは風呂敷をたたむ形になると思われ)

謎のリトルスマキン現る!!

いや、ほんとに。素顔が謎なんですが簀巻き女ジュニアです。リトルスマキンに宇宙服、そして女々たんとかこれなんて罰ゲーム?

ああなんかエリオはかなりコミュニケーションとれるようになってるではないですか! 携帯もしっかり使いこなしてるし成長したなあ。
なにせリトルスマキンが出てくるくらいだし、総じて電波なノリかと思いきや、エリオや女々たんがふと見せる真面目な一面、こういう落差があるから入間人間の青春ものはやめられないんですよねえ。暴走、空回り、甘酸っぱさ、そういった諸々のものがステキに詰まってる。

そして、ラスト。
あ-、これはSF版を先に読んでおいて正解だったかもしれません。先にあれ読んでからの方が、「おおっ」ってなるんじゃないかしら。ああ、良いもの読ませてもらいました。


この作品の名台詞

「飛べないよ」
「自転車で空は飛べないし。人は、自力で空を飛べない」

→解説


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