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扉の外 3

タイトル:扉の外 3(小説:電撃文庫)
作者  :どばししんじろう:土橋真二郎
絵師  :白身魚
デザイン:?
編集  :?

一言で表現するならゲーム小説。
閉鎖空間の中で、生命こそ保証されているものの「人間らしい生活」については戦わないと勝ち取れない、そんな状況に追い込まれた高校生達のゲームという手段を通しての争いを描きます。
相変わらず極限状態での集団心理はよく書けてますね。

さて以降は感想に入ります。
多少ネタバレしちゃうんで、ご注意を。

えーと……ものすごい投げっぱなしな終わり方なんですが、これたぶん打ち切りですよね……
正樹愛美がいつ活躍するかと、ものすごく期待していたのに結局そんな展開はなし。
どの巻の話にも絡んでくるところからみて、物語の鍵となるキャラクターなのは間違いないんですが、たいした出番はないまま終了。
シリーズで謎だった部分は提示こそされたんですが、ちっとも終わった気にならないのは謎に対する回答だけ与えられても、主要な人物の物語に決着がついてないままだからでしょう。ううう、歯がゆい。非常に歯がゆい。
結局最初から最後まで投げっぱなしかorz


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from monumenta librorum on 月曜, 2007/09/24 - 20:24

修学旅行に出掛けたはずの高校生が、クラス毎、密室に閉じ込められ、ゲームを強いられる話。今回は、FPS的なオンラインゲームである。一見、押井守の『Avalon』にも似ているのだが、...

from ちょいヲタ?バスタア日記 on 火曜, 2007/09/18 - 22:05

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