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羽月莉音の帝国 4

タイトル:羽月莉音の帝国 4(小説:ガガガ文庫)
作者  :しどうりゅうせい:至道流星
絵師  :にのぜん:二ノ膳
デザイン:?
編集  :?

革命するためにまず資金を稼ぐ!
超右肩上がりのお金儲けストーリー。
TOBの手法等この上ないリアリティの伴った、けれど荒唐無稽なエンターテイメントです。

4巻では超一流企業のEEを買収するという途方もない計画をぶちあげたところ、革命部は思わぬ反撃を食らってしまう!

私は1巻当初、このシリーズについて経済知識のあれこれをエンターテイメント性を高めて紹介するという、いわば「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」の経済版のような感覚でいたんですが、巻を追うごとにキャラごとの個性がはっきり出てきましたね。特に莉音の魅力は3巻以降弱い部分を見せることで一層増していると感じます。
そして柚さんがなんというダークホース! あれはまじびっくりした。

沙織はぶっちゃけここんとこ影が薄いですが……彼女なら! 彼女ならやがて再び見せ場を作ってくれる、はず!
でもあえて一等賞は恒太にあげたいです。恒太輝いてるよ恒太、ちょっとあさっての方向だけど!


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2011/02/02 - 19:45

著:至道 流星 イラスト:ニノ膳 「私、ジュースの補充をしてるときも、ぼうっとしてるときも、いっつも巳継くんのことを考えちゃうようになったんです。夜に寝ようと思っても、い...