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「ほのぼの」と「悪の組織」。
どう考えてもつっつきそうにない両者を見事にくっつけてしまったのが、悪の組織の方が主役のほのぼのコメディである本作です。
web連載版に加筆修正したものです。

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2ヶ月も前の作品、ようやっと読めました（汗
王道ファンタジーで、圧政に耐えかねて立ち上がった解放軍と、迎え撃つ王家。
解放軍を指揮する戦略家と、王国軍最強にして精霊パンドラの守護を受ける騎士、両サイドの視点から描いた戦記ものです。
定番中の定番なので、あとはどこまで楽しめるかということになりますが、お互い相手の裏、そのまた裏を読みあって行動して、完璧なようでも相手にたびたび出し抜かれるなど、エンターテイメントとしてはかなり楽しめる出来。

にしても、アレスは強すぎ。なんかもうアレス一人いれば王国軍いらないんじゃね？と思うのが言い過ぎと思えなくなる強さだよねこれ。

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ドキュメンタリーを撮りたくて業界に入ったものの、女の裸と殴り合いの低俗番組ばかり作らされていたカートライトに、女だけの海賊ＧＱのドキュメンタリー制作をするというチャンスが！
てっきりコメディ色の強い作品だと思いきや、へぼ上司に対する不満とかそういういいかげんな動機が発端ではじめた番組制作に、やがて本気で目覚め、取材を続けるうちに人間的にも成長していくわりと直球タイプの話でした。
あっと、ＳＦアクションです。

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5巻にして、とうとう一線を越えてしまいました！！　……イラスト的に。
「我々はっ」「おっぱいだ！」＞すいません気にしないでください。

国民的人気ＲＰＧの女主人公でレベル99（ただしかしこさ４０）の勇者・ロザリーがゲームの世界から抜け出して、現実世界で巻き起こす騒動。他にも抜け出すキャラがいたり、おねえちゃんとかもいますがまあＲＰＧをパロったラブコメだとだけ認識していれば何も問題ありません。

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人と大地に悪影響を及ぼす「文字」（スペル）を、本の中に存在する「姫」の導きに従い、回収する旅を続ける少年アンガスと、一方では天使の住まう聖域の中で異端の存在「俺」の物語でもあるファンタジー。
前作煌夜祭でもそうでしたが、別々に語っている物語を徐々に収束させていく手腕はお見事。
そして２巻はかなりヘビーな展開の連続です。

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ごく普通……だった少年・啓介を魔術の通り道として半憑依の居候的存在になった、異世界の魔法使いの少女アリッサによる魔法アクション。
前巻の続編で、やっぱりそんなに突飛な展開はなく、途中「これは割と病んでる？」とか思うような展開もあるけれど、最終的にはまずまず大団円と呼べるようなラストに収まってくれるので安心して読める作品です。
あと、このシリーズはイラストが大好きで、アリッサかわいいよアリッサでも未由も捨てがたい……と、幸せになりました。

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人と幻想世界の住人《神話的人類》達が同居する世界の物語。
《神話的人類》絡みの事件捜査を専門とする部署に配置されたジョエルは、最初こそ神話的人類との接し方がわからなかったものの徐々に理解を深めていき、相棒であるヴァンピール（吸血鬼）の青年・カートとも共感を深めていくのですが……。
神話的人類に対する差別、それぞれの種族の生活の違いなど、なかなか描写できそうでできない細かい部分を丁寧に書かれているのが魅力の物語もこれで完結です。
なお、腐女子的妄想の入る余地は十二分にあるものの、内容自体は健全なのでご安心を？

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えーと、ストーリー……なんでしたっけ？
ヒロインが、諸事情あってガイコツになってるラブコメです。あまり深く考えない方がいいです。
いろんなネタのごった煮がひとつの持ち味。
んで。
4巻では脱衣しまくりです。脱がせすぎだこれ（笑）

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先日アニメ化も決定したレギオスの短編集。
今回はシリーズの紹介はさぼってひたすら自分の萌えゴコロの補完に努めます（笑）

やはりなんといっても目玉は「クール・イン・ザ・カッフェ」でしょう。
ちなみにこれ、ドラゴンマガジン2008年4月号付録のドラマＣＤの内容と同一なので、気に入ったら買うべし。今ならまだ間に合うかも？
そしてフェリのくぎみーボイスに撃沈されるがいい！

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見た目だけでは萌え系のように思えますが……
女性にも読んでほしい、正統派の男女入れ替わり学園ものです！
双子で、片や進学校の優等生で特に目立たない少年の雪国、片やお嬢さま学校で生徒会長を務める少女の舞姫。お互いの思惑が一致して入れ替わりを実行したその日から、波乱の毎日がスタート！
正統派なラブコメであり百合な要素もあり、きちんと青春していて、ぜいたくな作品ですええ。おすすめ。

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まず最初に。
原作を既読でも未読でも関係なし。激おすすめ。超おすすめ。赤枠認定。
現実と立ち向かうことに苦悩しているふたりの少女の物語。
超常現象も必殺技も奇蹟もない辛い現実にあるいは立ち向かい、あるいは逃避した少女達の結末は……。
あの

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おすすめ。激おすすめ。これはすごいです。原作既読でも未読も読む価値あり。
なお、前巻の紹介でいいたいことは書いてしまったので前巻の紹介をみてください。
付け加えるとするならば、下巻では、前の巻に既にあった破滅への予感に向けて作品は後戻りできない方向へと突っ走っていくのを各自体験してください、というぐらいかな。

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ハヤテのごとくノベライズ。

えー率直に言います。
前巻のような期待は持たないこと。畑画伯は今回表紙絵と巻末のラフ一枚以外は手を出してないようです。（シナリオは整合性をとってるかもしれませんが……）
カバーめくっての遊びもなし。つまりはそういうことです。
ストーリーがどうでもいいのは本編と同じなのであえて説明はしませんが、咲夜は今回も出ません気の毒に。

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相変わらずわかりにくいながらも、中村九郎入門としては最適のシリーズ。
不死の存在である怪物”人魚”。街を壊滅の危機に陥れる人魚に対抗するため、同じ人魚でありながらも調律された”歌い手”を”指揮者”が操って戦うバトルアクション……と、見た目だけ解説するとこんな感じです。
実際読んでみると、やっぱりその独創的な感覚に圧倒されます。思い切りハマるか、それとも途中で投げ出すかの二択。中村九郎作品はそういう麻薬的な魅力を持っているのです。

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白昼街中で虎に襲われ九死に一生を得る主人公。
その虎とは、獣化ウイルスによって人が徐々に獣化していった姿だった。少年は国のウイルス感染対策と罹患者の監視・排除を任務としている部署に救われ、その後スカウトを受けることに……。
鬱展開……とは言いませんが、底抜けに明るい話ではないのでそれなりの心構えでどうぞ。
なにげに主人公の少年の青臭さ全開のお話です。

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ばいおれんす☆まじかる！シリーズ2巻。
広域暴力団の跡取り娘、選ぶ手段は容赦なし、人質も半ば無意味な暴力少女（でもかわいい）・与謝野緋奈。何の因果か魔法少女になってしまい、魔族と闘いを繰り広げ……ますが、もっぱら2巻はマッドサイエンティストとの闘いになってます。
この辺から林トモアキワールドの幕開け。ハッと魅せられるシーンもありますよ？

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再読したのでこの機会に改めて紹介をば。
魔界の扉が開き、地球の危機という時に派遣された落第天使ミウルス。世界を救える人間として（たぶんに成り行きで）白羽の矢を立てたのが……広域暴力団の跡取り娘で自らも血の気の多い少女・与謝野緋奈。
恥ずかしい格好に変身することに激怒しながら、魔法スティックで敵をぶん殴り、卑怯な手段も使いまくる外道な魔法少女です。
そして今の天使と魔族の入り乱れる世界観はここが原点であり、もちろん接点もありますのでそういう意味でもファンならばきっちり押さえておきましょう。

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大型本。
（便宜上、作者：大西科学　絵師：椋本夏夜　と分類しました）
2002年webサイト「ＧＡ Graphic」に連載され、単行本化されたもののすぐに完売した作品。
椋本夏夜さんが原作・文章・イラストのすべてを手がけたオリジナル・イラストストーリーです。
本編に加え、キャラ設定なども収録。また大西科学による銀宵亭短編小説を椋本夏夜挿絵で収録。
うああああ……やっぱり椋本さんの絵は素敵だ……

ファンタジックなストーリーとその絵柄が見事にマッチしていて、出てくる女の子達のフワフワした感じが実によく出てます。お持ち帰りしたいくらいです（笑）
今から6年前の作品と言うことでさすがに絵柄が少し違いますが、根底に流れる感覚は全く変わっていないのでこの幻想的な物語をぜひお楽しみください。椋本さんのファンなら買って損はないと思います。