〈本の姫〉は謳う 2
作者 :たざきれい:多崎礼
絵師 :山本ヤマト
デザイン:?
編集 :?
人と大地に悪影響を及ぼす「文字」(スペル)を、本の中に存在する「姫」の導きに従い、回収する旅を続ける少年アンガスと、一方では天使の住まう聖域の中で異端の存在「俺」の物語でもあるファンタジー。
前作煌夜祭でもそうでしたが、別々に語っている物語を徐々に収束させていく手腕はお見事。
そして2巻はかなりヘビーな展開の連続です。
1巻でもアンガスと、「俺」の二つの物語には少しずつ接点が見えていたんですが、2巻ではかなり1点に収束しつつあって、天使や文字<スペル>といった物語で重要な二本の線がじわじわと繋がり、物語の謎もだいぶ見えてきました。
が。
す、寸止めですよ寸止め!
ここで止めますか!
今回は姫にしろセラにしろ、あまり表だっての活躍がなかったので次の巻ではきっと見せ場が色々あるに違いないと信じてます。いや、今回も見せ場がなかったわけじゃないんですけどね?
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