名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

さくらばかずき:桜庭一樹

11/03/29 - の記事

GOSICKII ‐ゴシック・その罪は名もなき‐

タイトル:GOSICKII ‐ゴシック・その罪は名もなき‐(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :武田日向
デザイン:?
編集  :?

ビーンズ文庫版が出るからには……期待していいんだよね?

GOSICK ‐ゴシック‐

タイトル:GOSICK ‐ゴシック‐(小説:角川ビーンズ文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :武田日向
デザイン:?
編集  :?

ビーンズ文庫版が出るからには……期待していいんだよね?

09/09/26 - の記事

「GOSICK」角川文庫版は挿絵つきバージョンもおって発売されるとのこと

●桜庭一樹さんの日記(9/25)

別にライトノベルメインで読んでるからって挿絵がないと本読めないわけではないんですが……
ずっと挿絵つきで読んでたシリーズは話が別。いきなり挿絵をなくされたら絶望する他ありません。
「GOSICK」もそのパターン入っちゃったかあーあ、と正直かなりがっくりしてたんですが……これで勝つる!!

08/10/27 - の記事

推定少女 (角川文庫版)

タイトル:推定少女 (角川文庫版)(小説:角川書店)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

普通の少女、巣籠カナが、やっかいごとに巻き込まれ逃走中に見つけた謎の少女。
記憶を失っていたその少女は、カナにより白雪と名付けられますが、その行動もまた非常に謎めいていて……。
勉強などで日々閉塞感を覚え追い詰められた中学生の、なんとかしたいけれどできない焦燥感や大人に対する不信感などを非常に巧みな筋立てで描いた青春ストーリー。
現実か、幻想かあえてぼかされたちょっと謎めいたカナと白雪、二人の少女の逃避行の結末は……。
基本的に砂糖菓子は弾丸を撃ち抜けないと対をなす作品ですので、推定少女だけ未読の方がいたら迷わず読まれることをおすすめします。

角川文庫版には未収録シーンと文庫版あとがき、高野和明による解説が収録されてます。
「推定少女の元々のラストはバッドエンドだったが、編集側の意向でハッピーエンドに変更された」という経緯があり、今回の文庫版ではファミ通文庫版のラストに加え、未収録ラスト2つを収録
さて、では実際のところはどうだったのかというと……

08/05/30 - の記事

荒野

タイトル:荒野(小説:文藝春秋)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

これは「荒野の恋」と呼ばれていた作品が姿を変えたものなので、ファンの方にはお見逃しなく。
諸事情によりイラストがなくなってしまいましたが(苦笑)、第三部を新たに追加した上で三部作を一冊にまとめての出版です。

まだ読んでませんが、これだけは言えます。
未完成のあらすじを世に送り出されるよりも、イラストがなくなってもきっちり完結してもらった方が遙かに幸せであると。

08/03/20 - の記事

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上

タイトル:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 上(小説:富士見書房)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :杉基イクラ
デザイン:?
編集  :?

まず最初に。
原作を既読でも未読でも関係なし。激おすすめ。超おすすめ。赤枠認定。
現実と立ち向かうことに苦悩しているふたりの少女の物語。
超常現象も必殺技も奇蹟もない辛い現実にあるいは立ち向かい、あるいは逃避した少女達の結末は……。
あの

砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下

タイトル:砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない 下(小説:富士見書房)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :杉基イクラ
デザイン:?
編集  :?

おすすめ。激おすすめ。これはすごいです。原作既読でも未読も読む価値あり。
なお、前巻の紹介でいいたいことは書いてしまったので前巻の紹介をみてください。
付け加えるとするならば、下巻では、前の巻に既にあった破滅への予感に向けて作品は後戻りできない方向へと突っ走っていくのを各自体験してください、というぐらいかな。

08/02/21 - の記事

赤×ピンク

タイトル:赤×ピンク(小説:角川書店)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

ほんというとできればファミ通文庫版をおすすめしたいところですが……。
闇プロレスでキャットファイト。
「なんだそれ?」と思うでしょうが、たぶん読まないとこの感覚はわからないと思います。
最初に桜庭一樹という作家を「おや?」と認識させたのは、たぶんこの作品からという意味でぜひこの機会に一読してもらいたい作品です。

07/04/13 - の記事

GOSICKs III ―ゴシックエス・秋の花の思い出―

タイトル:GOSICKs III ―ゴシックエス・秋の花の思い出―(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :武田日向
デザイン:?
編集  :?

学園内に半ばは幽閉状態で、本人もまた人前にはめったに姿を見せずひたすら本を読んでいる”灰色狼”との異名のある、驚異的な頭脳の冴えを駆使し「知恵の泉」の再構成を行うことで、どんな謎も解き明かす少女・ヴィクトリカと、日本からやってきた留学生の少年・久城一弥とのボーイミーツガール&ミステリ。
今回は短編集で、例の列車事件からなんとか無事に帰ってきた直後の話。

07/01/13 - の記事

赤朽葉家の伝説

タイトル:赤朽葉家の伝説(小説:東京創元社)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

今の桜庭一樹は、何書いても傑作になる、そんな気がしました。

千里眼を持った祖母・万葉と、波乱に満ちた一生を送った母・毛鞠、そして特にこれといった取り柄を持たない平凡なわたし・瞳子。鳥取の旧家・赤朽葉家の三代に渡る女の物語と、その眼を通じて製鉄によって栄えた赤朽葉家の変遷、そして戦後から現在に至る世の中の移り変わりを見事で筆致で描写しています。
ちょっとした文章表現などが実に心地よく、あわてずじっくりと読ませてもらいました。東京創元社からハードカバーで出ていることからも、もはや「ライトノベル」という範疇にはない作品であるのは明らかですが、あまり堅苦しく考えず「大人のための少女小説」「大人なんだけど心は少女」が読みたい方にはおすすめです。値段分だけの勝ちはあると思います。

06/12/14 - の記事

GOSICK (6)

タイトル:GOSICK (6)(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :武田日向
デザイン:?
編集  :?

短編も含めると、シリーズ8冊目。いやはやすっかり人気シリーズですね。
列車で学園に帰る途中に事件に巻き込まれた二人。無事に帰り着くことは出来るのか?
一見、相変わらず進展がないようでいて、その実二人の距離が恐ろしく近くなっていることを実感できる巻でした。ヴィクトリカと久城の間に結ばれた絆の深さを思う存分堪能してください。

06/08/08 - の記事

少女七竈と七人の可愛そうな大人

タイトル:少女七竈と七人の可愛そうな大人(小説)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

『野性時代』連載に加筆訂正のうえ書籍化されたものです。
視点を様々な人物から書いた、連作短編形式。
25歳になるまで、平凡極まりない生活を送っていた女がある日、「いんらん」にめざめて男遊びを始めた結果、誰が父親かわからない娘・七竈が生まれます。
そんな母を持った少女七竈が主役。ただ、視点が複数だけにあくまでも物語の中心が七竈というだけで、話は様々ですね。

「荒野の恋」を気に入っている方なら、まず間違いなくこの作品も楽しめるのではないかと思います。文章表現の仕方がどうしようもなく好きですね。ただ、一応一般小説の部類に入る話なのでさすがにGOSICKのような分りやすい「萌え」描写はありません。そういう系統をお好みの場合はちょっと方向性が違うかもしれません。

06/07/18 - の記事

ファン魂おそるべし! 桜庭一樹チャリティオークションの落札結果

●OZのチャリティオークション 桜庭一樹さん直筆サイン入り著書とその生原稿

既に終了していますが、先日ヤフオクで桜庭一樹さんの直筆サイン入り著書『少女七竈と七人の可愛そうな大人』とその生原稿(アイデアメモ+打ち合わせメモつき)がオークションにかけられました。
チャリティなのである意味落札者以外にとっては値段が上がれば上がるほど喜ばしいわけですが、その落札価格はなんと301,000 円!!

06/05/18 - の記事

GYAO「少女には向かない職業」の予告編、配信開始

「少女には向かない職業」の予告編が配信開始されました。
5/26(金)正午より第1話放送開始とのことで、待つのもあとわずかですね。

参考:少女には向かない職業(当サイト内の作品紹介)
情報元:M’sLife

06/05/17 - の記事

GOSICK s 2 ゴシックエス・夏から遠ざかる列車

タイトル:GOSICK s 2 ゴシックエス・夏から遠ざかる列車(小説:富士見ミステリー文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :武田日向
デザイン:桜井幸子
編集  :?

短編集。今までにいくつかエピソードの存在のみが本編で語られるものの、詳細が分からなかったいくつかのことが明らかになります。

06/05/03 - の記事

桜庭一樹「少女には向かない職業」ドラマ化

http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060503-OHT1T00050.htm

情報元:SSMGの人の日記

インターネットの無料ブロードバンド放送「GyaO」のオリジナルドラマ「少女には向かない職業」(全10話)で26日から放送。
……えーと。すいません、開いた口がふさがりません。でも落ち着いて考えてみると、GOSICKを除き、桜庭作品は映像化するなら実写の方が絶対にいいのは確かなんですよね。……いやはや、どうなることやら?

少女には向かない職業

タイトル:少女には向かない職業(小説:ミステリ・フロンティア)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :?
デザイン:岩郷重力+WONDERWORKZ
編集  :?

少女には向かない職業は、桜庭一樹さんの新刊です。ライトノベルレーベルからではなく、東京創元社からでしかもノベルスサイズでもありません。ミステリの棚に置かれてますので、お探しの際にはご注意ください。
さて、具体的な内容には触れませんが気になっている方は多いと思われるので紹介しておくと、イラストがないというだけでいつもの桜庭テイストです。もちろん砂糖菓子~の系譜の方ですけれど。つまり黒。

ミステリ度についてですが、謎解きには比重は置かれていません。トリックはあるけどない。何言ってるかわかんない? 読めば一発で分ります。ただ、ミステリは苦手という方も全く問題なく読めるというのだけは保証しておきます。

06/03/06 - の記事

荒野の恋 第二部 bump of love

タイトル:荒野の恋 第二部 bump of love(小説:ファミ通文庫)
作者  :さくらばかずき:桜庭一樹
絵師  :ミギー
デザイン:?
編集  :?