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世界の終わり、素晴らしき日々より

タイトル:世界の終わり、素晴らしき日々より(小説:電撃文庫)
作者  :ひふみすい:一二三スイ
絵師  :ななばなば:七葉なば
デザイン:?
編集  :?

セカイ系。
表紙から想像して、ゆるやかに百合な雰囲気もある女の子二人旅なのかなーと思っていたら、微妙に変化球でした。
大多数の人間が突如消失し、「終わってしまった世界」を少女二人が旅していきます。
旅よりもストーリー展開に重点が置かれているので、その辺念頭に起きつつお読みください。とはいえ読後感は悪くなく、おすすめです。

隣国である「高国」との開戦直後、世界から大多数の人間が消失し、戦争どころではなくなり終わってしまった世界。消失を逃れた人間が小規模なコミュニティなどを作る中、チィとコウ、二人の少女がとある目的で旅を続けていた。
小柄で人見知りで何事もコウを頼りにするチィと、いつも飴を加え無愛想だが、チィには優しく頼りになるコウの二人の旅の行方は……。

さて、話の筋としてはこれがすべて……なんですが、連作短編で綴られるロードノベルかと思いきや、もっとずっとストーリー性が高く、ちょっとここは予想外でしたね。ほんわかゆるゆるの話というわけでもないです。
ただ、最初に書いたように読後感としてはなかなかよかったので、後は実際読んでおお?とか思ってもらうとしましょう。


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from monumenta librorum on 火曜, 2012/11/27 - 00:53

戦争が始まったら、何故か、突如として人類の多くが消失してしまった世界で、二人の少女が旅をしていく話。ほのぼの系の話かと思ったら、そうでもなくて、殺伐系の世界である。この...