名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

くろかの

タイトル:くろかの(小説:HJ文庫)
作者  :なつみどり:夏緑
絵師  :さいとうつかさ
デザイン:?
編集  :?

科学部所属で科学至上主義の望は、どの部もまともに相手をしてもらえなかった文武両道の美少女・闇暗魔夜を部員に勧誘する。
なぜかけっこう積極的に望の勧誘に応じる彼女だが、宇宙人が突如出てきたあたりで雲行きが怪しくなり、さらには魔夜はもろにオカルト系であることが判明し……。

まあ正直ストーリーはどうでもいいですが、主人公が知性などはそのままで体が幼児化してしまい、無防備な魔夜とか他の少女達の胸やらパンチラやら見放題……とそういう話だと思ってください。

一応はラブコメになるんでしょう。
ただし、なにせ望は赤ちゃん化してしまっているんで、覗き自体は自由自在?でもイマイチ盛り上がりに欠けるような気がしないですもないですが。ほら、こっちからは手を出しようがないわけですし(笑)
オカルト系で少々謎めいているけど、意外と積極的な魔夜のキャラはなかなかよかったですええ。

あ、あと夏緑作品には特有ですが、ひょいひょいと蘊蓄というか豆知識が挿入されていくのでそれを読んでるだけでもけっこう楽しいです。


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/2505
from monumenta librorum on 日曜, 2008/05/04 - 19:27

科学至上主義の少年が宇宙人に赤ちゃんにされ、何故か、オカルト至上主義の美少女に世話されることになる話。かなり、設定がめちゃくちゃな感じはするが、割と、オーソドックスなラ...

from ただ、それじゃ終われないでしょ! on 月曜, 2008/04/07 - 22:05

「闇暗、俺に何か隠してないか?」 「べ、別に何も隠してませんよ……?」 「なんでそんなに余裕が無いんだ。不必要なまでに『フフフ……』っていつも余裕の笑いをしてるのに」 「...