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寄生彼女サナ

タイトル:寄生彼女サナ(小説:ガガガ文庫)
作者  :すなぎいずも:砂義出雲
絵師  :瑠奈璃亜
デザイン:?
編集  :?

構造そのものはボーイミーツガールな普通のラブコメです。

ただし、ヒロインは『サナダムシ』の進化体・寄生虫なんですけどね!!
寄生彼女というタイトルでいろいろ考えましたが、斜め上でしたええ。

多少主人公の言動が厨二くさくはありますが、全体的には読みやすく一冊で綺麗にまとまっていておもしろいです。おすすめ。

平凡な高校生である増川唐人。しかしある日、お腹がひどく痛むと思っていたら、腹から全裸の少女が飛び出してきた!
その少女の名はサナ。寄生虫が進化した「パラシスタンス」であるサナは、唐人を宿主にしたというのだが!?

九十九神あたりを代表格に、ものの擬人化、というか美少女化はいろいろありますが、とうとう時代は寄生虫か……。
そんなにグロ描写があるわけでもないので(まあ、少なくとも挿絵でまでやばげなことにはなってません)、食事中でもなければ問題なく読めるかと。


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from Cherryh's blog annex on 木曜, 2012/03/15 - 08:02

寄生彼女サナ (ガガガ文庫)作者: 砂義 出雲出版社/メーカー: 小学館発売日: 2011/07/20メディア: 文庫 えーと、寄生虫が美少女で彼女って、もう語るのやめていいですか(笑)。 なんか、怖...