名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

8番目のカフェテリアガール 東京なごやかプロジェクト

タイトル:8番目のカフェテリアガール 東京なごやかプロジェクト(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :いしはらそら:石原宙
絵師  :029
デザイン:?
編集  :?

愛すべき名古屋文化! バカ小説の類ですがおすすめです!
特に地元民は買っといて損はなし。

名古屋人でありながら極度の味噌アレルギーで、東京の高校へと逃げ出した主人公シロ。しかし、兄を連れ戻そうとする味噌ジャンキーの妹の魔の手がすぐそこまで迫っていた!
公式では学食バトルラブコメという意味不明なジャンル分けされてますが、だいたいあってますええ。

シロが転校した先の高校では、巨大な学食があり8つの食堂が日夜覇を競い合って戦いが繰り広げられていたのだ!
シロの働く食堂満天は、問題をいろいろ抱えていて客入りが少なく経営は苦しい。そんな中、妹がシロを連れ戻しにやってきたことがきっかけで、事態は一層ややこしいことに。満天を守り抜くことができるのか!?

なんといっても名古屋の食文化いじり、これに尽きます。
甘味噌を筆頭に、うさんくさい食のオンパレード。策中のコラムでは、名古屋のリアル飲食店の紹介もあり、地元民はもちろんそれ以外の人にも謎のパワーを感じ取ってもらえるんではないかと。
話の展開も基本的に勢い任せに突っ走ってる感じですが、それがいいんですよ!


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