名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ダブルブリッド 10

タイトル:ダブルブリッド 10(小説:電撃文庫)
作者  :なかむらえりか:中村恵里加
絵師  :たけひと
デザイン:?
編集  :?

ついに、ついに完結。
ラストになんというか、泣き笑い。確かにこの終わり方以外はありえないかな、と思えました。

ラスト1冊になってからが、おそろしく長かったですが……2003年12月なので、4年半。
正直もう放置されて終わりかと思っていたんですが、無事完結しましたねえ……。
なんというか言葉にならないというか。
ただ今は黙って、この結末を噛みしめたいと思います。

今回のこの感想はなんの説明にもなってないですが、たまにはこういうのもアリだと思う。
もし一つだけ心残りがあるとすれば。
これは誰のせいでもない不可抗力としか言いようのない話ですが、藤倉和音さんのイラストで最後まで見てみたかったなあ。


この作品の名台詞

片倉晃という生き物が生きていたことを、覚えていてください。
僕がこの世界で生きて、あなたとささやかな会話をしたことを覚えていてください。
無糖のコーヒーが飲めないことは、忘れてください。

片倉晃という名前を、あなたが死ぬまで忘れないでください。

→解説


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