名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?

タイトル:くじびき勇者さま 6番札 誰が初代大統領よ!?(小説:HJ文庫)
作者  :しみずふみか:清水文化
絵師  :牛木義隆
デザイン:?
編集  :?

くじびきで選ばれた聖女メイベルと勇者ナバルがくじびきに振り回されるなど紆余曲折の末、救世の英雄になっていくのが話の本筋だと思うんですが……
すっかりうんちくファンタジー小説と化してます。

いろんな分野での技術革新について、すべて詰め込んだような内容になっていて、設定にこだわる読み手にはたまらんと思われます。基本的に現実にある技術のうんちくなので、なにげに勉強になります。
空を飛ぶ機械がほとんど一般的でない世界に、グライダーを持ち込んだりその場の機転で戦車が発明されたりいやはや何が出てくるかわからないおもちゃ箱です。
あと恋愛要素もいい感じに進行してます。ナバルの朴念仁ぶりには困ったものですが(笑)

あとどこでどう間違ったかとうとうメイベルに大統領になってほしいという話が持ち上がるのですが、さてはて結末やいかに。


この作品の名台詞

「えっへっへっ。だって、何かを考えるのって楽しいんだもの」

→解説


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