銀月のソルトレージュ 2
作者 :かれのあきら:枯野瑛
絵師 :得能正太郎
デザイン:?
編集 :?
力のある魔法書にそれ自身の意思が宿り、焼き捨てられることを拒否して人に憑依、かくて憑依された人物は不死者となって強大な魔法を行使する……大枠の設定はこんな感じで、その大事に主人公がいつしか巻き込まれていくファンタジーです。
今月いくつか富士見ファンタジアから出ているファンタジーを読んだわけですが……
個人的にはこのシリーズ(といっても2巻ですが)、一番おもしろいですね。物語も意外性があるし、ただ意外性だけというわけでもない。
主人公のリュカはかなり大変なことになってますが……
これ、いったいどうなっちゃうんでしょうね(汗
これ以上のサプライズはもうないはず、と思いつつまだなんかいろいろ騙されているような気がするあたり、それだけ作品に惹きつける力があります。
この作品の名台詞
「奴の狙いは私だ。君は逃げろ、リュカ」
「馬鹿言うな、んなフラフラな足で戦えるかよ。俺が前に出るほうがいくらかマシだ」
「レオネルの時とは違う。君には戦う理由が――」
「それともアレか、君は俺のことを、こんな状況でハイ分かりました逃げますサヨウナラとか言える奴だとでも思ってるわけか? だとしたらブン殴るぞ、マジで」
「――そうだな。君は、そういう男だ」
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