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グロリアスドーン(1) 少女は黎明に唄う

タイトル:グロリアスドーン(1) 少女は黎明に唄う(小説:HJ文庫)
作者  :しょうじたかし:庄司卓
絵師  :四季童子
デザイン:?
編集  :?

あとがきでも書かれてますが……
今となっては貴重なライト宇宙もの。しかも設定がちょっと遊んでまして、特殊な地球外知的生命体とのコンタクトものなのですが、この生命体が宇宙船のような一面を持っていて、しかもなぜかドリルを装備!
さらにヒロインの口調が実に味わい深いです。不思議系クールとでもいいましょうか。

こうやって、またいつ完結するのかさんざん待たされる羽目になるのは目に見えてるんだろうなと思いながら、つい庄司作品に手を出してしまうんだろうなあ……。蛇足ですがヤマモト・ヨーコは私の2006年当初の予想では、「2006年中には完結しない」だったんですが、果たしてどうなる事やら。


この作品の名台詞

「超高速装置兼武器なんだろう? 別にドリル型じゃなくても、タイヤ型でも羽根型でもいいんじゃないのか?」
「駄目です。
ドリルは素晴らしいものですよ」
「……はい?」
「はい、ドリルは素晴らしいものです」
「えっと、その……。素晴らしいって、具体的にどこが……」
「なにしろ回ります」
「はぁ……」
「ぐるぐる回ります。ぐるぐるです、ぐるぐる」
「まぁ……、回るよな。ドリルだし」
「はい、素晴らしいですね」

→解説


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