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僕の妹は漢字が読める3

タイトル:僕の妹は漢字が読める3(小説:HJ文庫)
作者  :かじいたかし
絵師  :皆村春樹
デザイン:?
編集  :?

23世紀の日本では、ひらがなばかりの現代文学が席巻し、漢字は古典となっている……。
強烈な「現代文学」のインパクトで話題になったこのシリーズも3巻め。

3巻では新キャラ・実妹のアマネコが登場し、義妹のクロハと兄を取り合って対決する!
あ、ちなみに現代文学の出番が減ったので、かなり読みやすくなってます。

兄の取り合いについては本編楽しんでもらうとして。
なにせ1巻のインパクトを超えるのはほぼ不可能なわけで、今後はどう読者の興味を引っ張るか、なわけですが……小ネタが効いてますね。なかでもオオダイラ・ガイアワーにおけるミルの存在感の大きさときたら!
ツッコミとはかくあるべしですね。
兄が素でズレまくっているのはいつも通り。時にイラッとくるこのズレ具合こそ兄。クロハは大変だ。

このシリーズは、現代文学という武器がときには縛りにもなるため、普通に現代を舞台にしたラブコメを書かせたらどんな変態ちっくものができあがるのか、ぜひ見てみたいです。まあ今でも十分道を踏み外してはいますがね!


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2012/04/25 - 21:48

著:かじい たかし イラスト:皆村 春樹 「黒いパンストが白い大根を包みこんで、むしゃむしゃ食べ尽くすのがいいと思ったんだけどね。クールだろ?」 2012年2月の新刊。約2ヶ月3...