名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録(アポカリプス)!? 2

タイトル:俺がヒロインを助けすぎて世界がリトル黙示録(アポカリプス)!? 2(小説:HJ文庫)
作者  :なめこじるし:なめこ印
絵師  :和狸ナオ
デザイン:?
編集  :?

主人公自身には全くなんの能力もないけれど、『波乱の血筋』のためにヒロインズを助けまくる異能アクション&ラブコメ。
主人公がヒロインたちをピンチから救い、どんどんハーレム化が進行するという意味では完全に王道作品なのですが、絶妙なひねりが入ってるところがポイント。
どんな攻撃も効かないなら、違う法則を使えばいいじゃない!
ということですね簡潔に言うと。魔法がだめなら科学で、科学がダメなら魔法で対抗し……という具合に、他のヒロインの能力を利用して、助けるというパズル的な展開がおもしろいです。
2巻目にして、(ヒロインの数的に)早くも収拾がつかないことになりつつあります。いいぞもっとやれ。

前回巻き込まれた物語からヒロインたちを助け、烈火は平穏な生活を取り戻し……てはいなかった、主にヒロインたちの嫉妬的な意味で。そしてそれさえも束の間、烈火は新たなヒロインの物語に巻き込まれる!

つみきさんの生物兵器まじやばい。人を殺しそうなひどい料理は、最近だとバカテスの瑞希をはじめ山ほどありますが、暗黒物質には吹いた(笑)
ああ、あと同年代ヒロインが基本なだけあって、年上のお姉さんが出てくると存在感が半端ないですね。 しかも残念系じゃない。おおすばらしきかな年上。もちろんイラストの破壊力が大きかったことも否定はしませんがね!

毎度のパズル展開で、軽く読める上に楽しめるのが大きいですねー。次も楽しみにしてます。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/5692