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バカとテストと召喚獣9

タイトル:バカとテストと召喚獣9(小説:ファミ通文庫)
作者  :いのうえけんじ:井上堅ニ
絵師  :葉賀ユイ
デザイン:?
編集  :?

今回はシリアス回でしたね!(ただしバカテス基準で)

確か1巻が書かれた当時、試召戦争については、システム周りはあまり作りこんでなかったみたいで、その後もぼちぼち細かい設定は出てきたけど、細かいシステムを本格的に利用して戦いを有利に運ぶという展開はシリーズ初で、ちょっと新鮮でした。
あと、明久と雄二のあのシーンには、男の自分でもぐっと来るものがあったので、私の知り合いのとある人が悶え転がるのも納得ですええ。

C組の姦計によって同士討ちをやらかしてしまったF組。果たして非常に不利な状況を、F組みはひっくり返すことができるのか!?

今回、どうやってF組が劣勢をひっくり返すのかというその方法は、勢い重視ではなく試召戦争の仕組みを最大限に生かしたもので、おもしろかったです。正直こういう展開は予想してなかったんで、いい意味でびっくり。
ああ、それとA組の面々の素顔が見られたのもよかったなあ。工藤さんが、実は意外と攻められると弱いタイプというのが判明したり(笑)、がちがちの優等生タイプと思っていた木下姉も存外人間味のある人だった、とかね!

あと、姫路さんが今回はまっとうにかっこよかった!(あえてかっこいいと言う)


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from 星屑の流星群 on 木曜, 2011/02/03 - 19:16

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昨日バカテス9巻を購入しました。
お正月の間に1〜8巻までそろえたんですよ。
そんなわけで今回もハイス...