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もふもふっ珠枝さま!

タイトル:もふもふっ珠枝さま!(小説:MF文庫J)
作者  :うちやまやすじろう:内山靖二郎
絵師  :真田茸人
デザイン:?
編集  :?

「神さまのお気に入り」の続編に当たる作品。
家神である、見た目は幼女の珠枝を中心に、いろんな妖怪や妖怪に関わる人間を描いた癒し系妖怪ファンタジー。
神や妖怪を、変わった隣人のような感覚でまったり描写しているのがポイントです。

ぺとぺとさんといろんな面で通じるところがあるので、あっちがokならこちらも読むしかないでしょう。
ただし、初見の方にも入りやすく作ってあるのでとりあえずこれでお試しというのもありでかと。
考えようによっては、作品がかなりこなれてきているのでこっちからの方が入りやすいかもしれません。

特徴的なのは神や妖怪の立ち位置。
八百万の神の感覚で、割と身近に神はいて、作品を普段読んでいるとすごく近い存在のように感じますが、時に人間には到底近寄れない格の違いや考え方の違いを見せることがあって、そのあたりがただの癒し系に留まらない深みに繋がってます。

……とはいえ普段は珠枝さまがもふもふしてるところに萌えるのが正解だと思いますええ。
ああ、なんか自分ももふもふしたくなってきた!


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from monumenta librorum on 月曜, 2008/10/13 - 00:30

主人公の家にいる神様や妖怪などの出てくる話。『神様のおきにいり』の第二部というか、仕切り直しでタイトルが変わっている。違いは、神様まで学校に行くことになってしまうところ...