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クダンの話をしましょうか

タイトル:クダンの話をしましょうか(小説:MF文庫J)
作者  :うちやまやすじろう:内山靖二郎
絵師  :あさみ:朝未
デザイン:?
編集  :?

「神さまのお気に入り」の作者さんの新シリーズ。
街でセーラー服姿ではやらない占いをしているクダン、彼女は災いの予言をすることができるが、代償として予言をした人からクダンの記憶が失われてしまう……。
連作短編形式ですが、実質的には内容も繋がってます。
神さまのお気に入りでもそうでしたが、こうやって表層的な紹介を書くだけでは伝わりきらない独特の雰囲気を持ってます。
切ないというか、暖かいというかああ文才のなさがもどかしい。


この作品の名台詞

「あなたは自分だけが見たいのでしょう。人からは見られたくない。それは自分を知られてしまうことだから。あなたの心を見透かされてしまうから」
「なにを言ってるの……」
「あなた、ここに占いをしてもらいに来たんでしょう?」
「そ、そうですけど」
「あなたは誰にも見えない遠く離れた場所から、一人でみんなを眺める。それで理解したつもりになっている。本当に理解するという意味も知らずに……。
人を理解するということは、お互いの心をさらけ出すこと。一人、自分だけが他人を理解できるなどと思うことは、風景の写真を見て、自然を満喫していると思うくらい滑稽なこと」

→解説


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from monumenta librorum on 金曜, 2007/11/09 - 23:52

「件」が角を生やした少女として活躍する話。連作短編形式になっている。前作は、田舎が舞台だったが、今回は都会が舞台で、クダンの少女も学校に通っているため、話は学園物であ...