名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

彼女は帰星子女 4 (4)

タイトル:彼女は帰星子女 4 (4)(小説:電撃文庫)
作者  :うえのゆう:上野遊
絵師  :あかざ
デザイン:?
編集  :?

宇宙人と地球人の混血で、どこにも今まで「居場所」がなかった少女・絹がようやく見つけた安らげる場所、気の置けない友人、そしてかけがえのない人・望。
……あえてストーリーにはつっこんで触れませんが、単に恋というよりも絆をテーマに書かれている気がするこのシリーズも4巻で完結です。果たして絹と望、二人の想いの結末はどうなるのでしょう。
正直言って、宇宙人の帰化政策とかけっこうスケール的には大きいはずなのですが物語的にはかなり地味な部類に入ります。無茶な展開というものがないせいかもしれません。その代わり、「絆」に関わることは細かく描写されているのでじっくり味わうには向いてます。下町青春SF、とか勝手に呼称してみたり。


この作品の名台詞

――いつまでも共に歩めることを願って。

→解説


「……二人分炊いちゃうんです」
「ご飯なら多めに炊いても困らないけど、ラーメンを二玉ゆでちゃったりすると困るんです。朝の用意をしていると、目玉焼きが二つに増えてたりするんです。手が覚えてるんです」

→解説


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/730