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魔王のしもべがあらわれた!

タイトル:魔王のしもべがあらわれた!(小説:電撃文庫)
作者  :うえのゆう:上野遊
絵師  :一真
デザイン:?
編集  :?

シュバルツリヒトがやばいくらいに健気でかわいい。イメージは忠犬。

いわゆる異能アクションですが、1巻ではほとんどストーリーが動いていないので、ラブコメメインなのかも?
他のキャラの存在感がいまいち薄い中、シュバルツリヒトの存在感がやばいです。

ごくごく普通の高校生・椎名明。彼の17歳の誕生日に突如家にやってきた黒づくめの少女は、自らのことを魔王のしもべで四天王の一人『千刃のシュバルツリヒト』と名乗り、魔王様である明を護衛するためにやってきたのだという。
頭のおかしな少女の戯言と取り合わなかった明だが、やがて大財閥のお嬢様・要や、見た目は小学生だがれっきとした政府のエージェントも現れ、にわかにきなくさいことに……。

このさき主人公が魔王として覚醒しちゃったりすることがあるのか、それともあくまでなんの能力もない人間のままなのか現時点ではなんともわかりませんね。2巻次第?  物語の展開はプロローグですが、しつこいようですがヒロインのシュバルツリヒトはかわいい。魔王様だという明をたすけようと、勘違いを頻発しながらも駆け回り、助けようとする姿にもうね、萌え回路がきゅんきゅんですよ!
1巻の見所はそこに尽き、個人的にはそれだけでおすすめしたい気分。


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