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犬とハサミは使いよう4

タイトル:犬とハサミは使いよう4(小説:ファミ通文庫)
作者  :さらいしゅんすけ:更伊俊介
絵師  :なべしまてつひろ:鍋島テツヒロ
デザイン:?
編集  :?

読書狂の少年が死んで、犬に魂が憑依し、読書をする犬と化した主人公と、一切の経歴不明の覆面作家、その正体はハサミ使いの黒づくめ美少女。個性的なコンビで送る不条理コメディです。
不条理コメディなだけに、突如として理解できない展開になったり、謎思考のキャラが出てきたりしますが、そういうものなのです。

さて、4巻にして夏野のライバルらしき少女が出現! ……ただし案の定変人ですけどね!

ある日、夏野の担当編集の鈴菜が、夏野を詳しい理由をぼかしたまま外に連れ出そうとする。しぶる夏野を説き伏せて訪れた先では、あからさまにうさんくさいアイドル作家・秋月マキシに絡まれる。そのうえ、夏野の原稿を盗まれてしまいさあ大変。

今回の主軸は秋月マキシとの対決です。
マキシさん、まじおかしい。残念美人を絵に描いたような、というかすごいわこのキャラ。すさまじい存在感で、マキシのことは100人の読者が100人とも覚えているレベルにおかしい。
夏野の黒づくめに対し、マキシが白づくめというのを考えてもライバルという位置付けでいいと思います。夏野に負けないキャラとはすごいですね。このキャラを含めてやっぱり不条理。
そして相変わらず純粋な笑顔がない夏野さん。邪悪な笑みとかそんなのばっかし。5巻の表紙が下手すると唯一笑顔と言える絵かもしれません。どんだけやばいんだ!


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 木曜, 2012/10/04 - 20:52

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