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アリス・イン・ゴシックランドII 怪盗紳士と大聖堂の秘法

タイトル:アリス・イン・ゴシックランドII 怪盗紳士と大聖堂の秘法(小説:スニーカー文庫)
作者  :なんぼうひでひさ:南房秀久
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

基本的には19世紀のロンドンを舞台にした冒険活劇。
ものすごく趣味的な作品で、当時のイギリス絡みのあれやこれやを片っ端から放り込み、さらに似非科学やらホームズやらいい意味でカオスなごった煮です。

これはもう世界観が気に入ったら手を出すということでいいんじゃないかと。
貴族の息子でスコットランドヤードの新人刑事ジェレミーを主人公に、名探偵の妹イグレスン・ホームズ、ジェレミーが拾った謎の美少女アリスが文字通りの大活躍です。

モリアーティ教授とか、オスカー・ワイルド、ジェヴォーダンの獣、いやもう羅列すりゃいいってものじゃ……ありますね!うん。
いいぞもっとやれ。

イグレスンが跳ねっ返りらしく、銃を撃ちまくって暴れてくれるのでなんかもその絵面を想像するだけで満足です。ああ、あとアリスの別人格?ジルは、某ホラーちっくな「不思議の国のアリス」の洋ゲーを連想しますねえ。


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