名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「所詮はこういうのって、タイミングの問題だと思うし。別に友達関係でもそれはそれでよかったんだけれど、私は結構、欲深いのよ。どうせなら、私は究極以外は、欲しくない」


タイトル:化物語(上)(小説:講談社BOX)
作者  :にしおいしん:西尾維新
絵師  :VOFAN
デザイン:?
編集  :?
キャラ :戦場ヶ原ひたぎ (237 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

とにかく会話を読むのが楽しくてしょうがない、高度な掛け合いてんこもりの物語です。講談社BOXの値段の高さは、もうちょっとなんとかならないものかとは思うもののこの作品については、お値段分の価値ありということで、軍門に下るしかなさそうです(笑)

それでは台詞解説。
戦場ヶ原ひたぎというのは、昨日の名台詞で紹介したものを見ると分かるように「攻め」の姿勢を貫いてます。しかし、時々こんなことを言ってくれるので落差が大きく、余計にグラッと来てしまうのですね。他にもいろいろあるのですが、あえて愛方面の台詞代表としてこれを選んでみました。「つきあってほしい」という告白の中での一場面です。