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うちの魔女しりませんか?

タイトル:うちの魔女しりませんか?(小説:ガガガ文庫)
作者  :やまかわすすむ:山川進
絵師  :CUTEG
デザイン:?
編集  :?

切なく、それでいて暖かい。
タイトルから想像される内容とはちょっと違いますが、いいお話でした。おすすめ。

少し変則的ですが、ボーイミーツガールなひと夏の物語。絶滅危惧種に指定された、人類とは違う生き物・魔女。とか聞くと、すごく興味をひかれませんか?

絶滅危惧種の魔女。保護されていた最後の魔女が死に、魔女は絶滅した。
しかし、主人公の文哉は、あることがきっかけで魔女のミラを見つける。成り行きから魔女を飼うことになってしまったが、言葉も話せず人間の常識も知らない魔女とのやりとりはハプニングだらけで……。

正直言うと、細かい部分であちこち穴はあるんですがそういう部分が気にならなくなるくらい根幹のストーリーは魅力的です。魔女の設定でつかんだ後は、もう一気に最後まで持っていかれました。文哉とミラのやりとりはむろんですが、茉莉の存在がすごく大きかったです。
あまり詳しくはあえて語りませんが、切ないけれどこの終わり方はいっそ清清しい。続編も見たい気はしますが、きっと綺麗にこのまま物語を閉じてそっとしておくのがいいんでしょうね。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 水曜, 2011/02/23 - 19:58

著:山川 進 イラスト:CUTEG 「ほら、人のうん●はくさくても自分のうん●はそれほど臭わないだろ。人は自分のくささには気づかない生き物なんだよ!」 いやいや、自分のだって臭い...