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温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~

タイトル:温泉ドラゴン王国 1 ~ユの国よいとこ、一度はおいで~(小説:オーバーラップ文庫)
作者  :やまかわすすむ:山川進
絵師  :児玉酉
デザイン:?
編集  :?

設定の奇抜さと、とんでもないオチにもっていかれました。おすすめ。
タイトルのインパクトで買ってなんら問題ありません。

はじめに言っておきますと、よくいえば設定は極めてファジー、悪くいえば適当なので細かい部分が気になってしょうがない人には向いてないかもしれません。実際、かなりあちこちツッコミを入れつつ読んでましたからね! お手軽にばばーっと勢いで読める人向きです。
ただし、クライマックスまでたどり着きさえすれば……

極東の小国・ユ国。山ばかりでこれといった産業もないため、何百年も戦争を経験していない平和だけが取り柄のこの国は、とにかく貧乏で破綻の危機。どうしたものかと頭を悩ませていたアリマ王子のもとに、ある日、帝国の研究者の少女ハナが訪れ、ユ国の『温泉』を調べさせてほしいと申し出る。実は温泉湯には、異なる種類の湯と合成することで特殊な効能を得ることができるというのだ!

基本的にゆるーい話です。あと、当然のごとく入浴シーンもありますが、テーマがテーマなので全然あざとくはないな!
大概むちゃな設定で細かいことを気にしたら負けですが、たぶんあの辺とかその辺を読むと「ん?」と感じてしまうこともあるでしょう。でもまあ何度も繰り返しますが、最後まで読みさえすれば!


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