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はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)

タイトル:はぐれ勇者の鬼畜美学(エステティカ)(小説:HJ文庫)
作者  :うえすてつと:上栖綴人
絵師  :卵の黄身
デザイン:?
編集  :?

作者さん曰く、「強くてニューゲーム」。

異世界に召喚され、その世界で魔王を倒した勇者が、元の日本に戻り、そこで改めて大暴れするという現代を舞台にしたアクションファンタジー。
HJ文庫らしく(笑)、主人公が割と遠慮なく”いろいろ”やらかしてますが、それも含めておすすめです。いやーさすがにアレは新しかったよ、アレは!

異世界で魔王を倒した勇者・鳳沢暁月。
暁月は元の日本に帰還する際、転送の門をごまかして魔王の娘ミュウを一緒に連れ帰り、自分の妹のして美兎として扱うことにする。

異世界に召喚されて帰還した若者は、そこでの能力を帰還後も使うことが出来るため、彼らを保護する国際教育機関《BABEL》が設立され、幅をきかせていた。暁月と美兎は<BABEL>の学校に編入され、そこで他の生徒と共に能力に磨きをかけていくことに……。

いやー暁月さん、ぱねえっす!
強さも半端ないですが、女好きのうえ、下着を相手にわからぬままスリ取ってしまうというなんというロマン技! さらにはアレが…おっとこれ以上はちゃんと読んでもらうしかないですね。すごいですよ? それは保証します。なにも「やっちゃう」だけが能じゃないってことですよ。

あまりのインパクトの大きさに黒枠おすすめに直しました(笑)
えっちいだけの話ではなくて、暁月の強さによる爽快感はもちろん、本来は親の敵であるはずの暁月に救われる形になった魔王の娘の葛藤などもちゃんと表現されてまして、全編楽しめます。なにより強くてニューゲームという発想がいいですね。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 土曜, 2010/07/10 - 12:11

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