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ほうかご百物語 5

タイトル:ほうかご百物語 5(小説:電撃文庫)
作者  :みねもりひろかず:峰守ひろかず
絵師  :京極しん
デザイン:?
編集  :?

毎度ばつぐんの安定感を誇る癒し系学園妖怪ラブコメ。
いや、要素まぜすぎだろって言われそうだけど実際そうとしか説明しようがないんですって!
主人公の真一がもう見事なくらいにイタチさん一筋でブレが全くなく、好きとはっきり口にすることをためらわないのでみていて清々しいですね。

ラブコメとしては、真一が八方美人さを発揮しないんで恋愛方面のゴタゴタが成立しなさそうに思えます。
が、真一は恋愛の対象にはならなくともなにせ綺麗な女の子には「綺麗です」と面と向かって本気で言えてしまう直球人間なのでなにげに好感度は高いために、自然と周りでイベントが起きやすくなってるわけですねー。
今回は新キャラの蛇の化身である鱗がいい味出してます、押しかけ女房なんですがその顛末が……(笑)
美生もただの地味キャラかと思いきや、中々どうして味のある存在になってきました。

どっちにしろ、たいした事件も起こらずまったり進行ですが不思議なぐらい和まされるいいシリーズですええ。
妖怪の出てくるいろんなラノベの中でも屈指のなごみ度かも?


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from 愛があるから辛口批評! on 水曜, 2009/06/24 - 00:08

「イタチさん、かわいいけど。他のキャラもいい感じで固まってきたな」 と思った第5巻です。    イタチさんは相変わらずかわいいし、真一のイタチさん萌え度もクライマックス状態...