名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

ほうかご百物語 4

タイトル:ほうかご百物語 4(小説:電撃文庫)
作者  :みねもりひろかず:峰守ひろかず
絵師  :京極しん
デザイン:?
編集  :?

学園に通うが、その正体は妖怪であるイタチさんと、そんなの関係ない!とばかりにイタチさんにベタ惚れの少年・真一。
二人のラブコメな日常と、妖怪達や学園の友人達との交流を描くまったり妖怪ふれあいストーリー。
少年系ライトノベルのラブコメとしてはちょっと珍しく、真一がこれ以上ないくらいイタチさんにベタ惚れなのをこれでもか!というくらい力いっぱい表現してて、イタチさんも完璧に両想いなんだけど真一パワーに押され気味。
今回、新キャラが出てきて軽いピンチに陥ったりもしてますが、やっぱり全体的にはラブでまったり風味。これがいいんだな!

さてと、このシリーズは意外と深い妖怪ウンチクと、イタチさんと真一のエンドレスラブ(笑)がすべてと言っても過言ではなく、二人の普段の愛の形は名台詞で見ていただくのが一番かと。はい、そんな感じです。ニヤニヤ。
そしてニヤニヤしつつ妖怪にも詳しくなれるのでお得なのですええ。


この作品の名台詞

「……優しすぎるんだよね、イタチさん」
「ごめんね、心配かけちゃって」
「謝ることじゃないよ。むしろ、そんなイタチさんだから、僕は好きなんだ」
「……え」
「あ、聞こえなかった? だから! 僕は! イタチさんのことが大好きなんだということを!」
「きっ、聞こえてる! 聞こえてるから、ほら、もうちょっと、その……し、静かにね?」

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from 愛があるから辛口批評! on 土曜, 2009/02/14 - 08:08

ほうかご百物語〈4〉 (電撃文庫) 作者: 峰守ひろかず 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2009/02 メディア: 文庫 「いろいろ黒幕もいるようですが、イタチさん、かわいい...