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剣の女王と烙印の仔 1

タイトル:剣の女王と烙印の仔 1(小説:MF文庫J)
作者  :すぎいひかる:杉井光
絵師  :夕仁
デザイン:?
編集  :?

火目の巫女のような救いのない鬱ではないですが、重い運命を背負った主人公によるシリアスな剣のファンタジー。
今回の作品は、内輪パロディとか一切無い、100%ガチですよ?
定評ある?不器用なツンツンヒロインは健在……というか、この新シリーズではさらに洗練されているかも。

《星喰らい》と呼ばれ、敵は愚か、災厄を運ぶとして味方にも恐れられる傭兵の少年・クリスは、戦場で大剣を振るい鬼神のごとき強さを見せる少女・ミネルヴァと出会います。
そのミネルヴァが未来を視た「クリスに殺される運命」は、ねじ曲げられる。自分の存在は周りに死を運ぶと信じるクリスの生き方は、ミネルヴァと共にあることで変わっていくのか!?

まず、ミネルヴァをはじめとして、女性キャラにすごい華がありますね。
特にフランチェスカは、なんというかっこよさ。躍動感に溢れてます。異性だけじゃなく同性にも人気が出る……かな?

このところ、杉井作品は「ばけらの!」「さくらファミリア」のようなおちゃらけ系が続いていたので(あれはあれで好きなんですけどね?)、久々にシリアス路線が楽しめてよかったですええ。


この作品の名台詞

「賭けはあたくしの勝ちね。言ったでしょう、綺麗なものは死ねないのだって」

→解説


「わたしはおまえに殺されるはずだったんだ!」
「おまえがその運命を喰ってしまったんだろう、それなら!」
「ずっとわたしのそばにいろ。死が巡ってきたら、それを喰らえ。わたしだけを、わたしの命だけを喰らえ」

→解説


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トラックバック

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from For 18 Days on 木曜, 2010/01/07 - 08:05

杉井光先生の作品はわりと好きだ。

とくにピアノソナタや神様のメモ帳の、主人公が好き。

(じつは一番好きなのは杉井先生のサイトに掲載されている未完のMTG小説なのだが……...

from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 金曜, 2009/05/29 - 01:03

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