名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

白山さんと黒い鞄

タイトル:白山さんと黒い鞄(小説:電撃文庫)
作者  :すずきすず:鈴木鈴
絵師  :ここのか
デザイン:?
編集  :?

珍しい真っ白な髪の毛の持ち主でおとなしい少女・白山さん。
その白山さんがいつも持っている大きな黒い鞄の中には、何人もの美少女が入っていた!?

とまあ、つかみはokな学園伝奇アクションです。
……個人的には、主人公よりもヒロインよりも、図書館部の部長にして”魔女”との異名を持つ、遠咲先輩がとても素敵でした。

おとなしく、いつも弱気な印象のあるクラスメイトの白山さんが、黒い鞄に飲み込まれかけてる?ところを目撃してしまった少年・平沢衡。
その日以来、白山さんにストーキングされてしまいます。その割には、不幸体質の衡がなにか不都合な目に遭うたびに助けてくれるという、なんとも謎多きストーキング行為。
そして、ある日たちの悪い不良に絡まれている白山さんを助けようとかけつけた衡は、決定的な瞬間を目撃してしまうことに。

鞄からいろいろ出てくる、っていうのは王道というか、なんか心惹かれるものがありますね。
まあそれよりも……鞄がきっかけで伝奇アクションなノリになるんですが、最初に書いた通り情報を制する魔性の人・遠咲先輩に惚れました。下僕でいいので使ってください。


この作品の名台詞

「好みだから」
「…………なにが」
「白山さんが。正確には、白山さんみたいに、無垢で、愛らしくて、おとなしい女の子が、困ったような、焦ったような、恥ずかしそうな顔をしているのを見るのが。わたし、そういうのが純粋に好きなの」

→解説


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from 愛があるから辛口批評! on 木曜, 2009/03/19 - 01:39

白山さんと黒い鞄 (電撃文庫) 作者: 鈴木鈴 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス 発売日: 2009/03/10 メディア: 文庫 「白山さんはかわいいけど、ちょっと爆発力が少ないかな」 と思...