名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「好みだから」
「…………なにが」
「白山さんが。正確には、白山さんみたいに、無垢で、愛らしくて、おとなしい女の子が、困ったような、焦ったような、恥ずかしそうな顔をしているのを見るのが。わたし、そういうのが純粋に好きなの」


タイトル:白山さんと黒い鞄(小説:電撃文庫)
作者  :すずきすず:鈴木鈴
絵師  :ここのか
デザイン:?
編集  :?
キャラ :遠咲朱遊(とおさきしゅゆ) (321 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

簡潔に言うと、白山さんの持ってる黒い鞄には秘密が多いんだぜ?という学園伝奇アクションです。

それでは台詞解説。
学園の情報をその手に握っている遠咲先輩は、とにかく敵にするのが恐ろしい雰囲気を漂わせている人で、自分の秘密はなるべく語らずに先輩の持つ情報を教えてもらおうとした白山さんはさんざんいじられる羽目になるわけですが……。
おおおお恐ろしい。Sだ。Sすぎる。けど、これはイイかもしれないと思ってしまう自分はもう駄目かもしれません。