名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

めしあのいちにち

タイトル:めしあのいちにち(小説:電撃文庫)
作者  :いわたひろき:岩田洋季
絵師  :佐藤利幸
デザイン:?
編集  :?

(ごめんなさい、書きかけ。又後で追加します)
家族コメディ……とまでは言えないかな、家族アクション?
とにかく、大前提として家族ものです。
世界を命運を変えたとされる一人の少女・殺ヶ原めしあを巡る物語。
家族ものが好きなら読むしかないでしょう。

ひたすらに優しく、どこまでも純粋な少女・めしあ。
他人の心の痛みを『聖痕』として受け取り、その度に傷ついて血を流す……
そんな特異な体質と出自を持ちながらも、全く歪むことなく……これは、殺ヶ原家の家族全員からかわいがられているのも納得。
やわらかな陽光たる義妹めしあを中心に、クールビューティーな姉の錬子、蛍雨、そしてみんなのおもちゃ?保の絆の強さを見よ!って感じでしょうか。
あ、敵として登場したのに悪役になりきれないヴァーミリオンも忘れちゃいけないですね。

なお、設定上における天使の出現とめしあの関連については、明言されないのであまりよくわかりません。
おそらく設定としては作られているんでしょうが、売れたら2巻出るかもね?ということでしょうね……
そのために話としてはちょっと含みを持たせて終わっているので、大団円にはなりきってませんが、家族愛小説が好きな方にはおすすめですええ。


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/2729