名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

くさのほうき:草野ほうき

09/01/12 - の記事

カクレヒメ〈2〉

タイトル:カクレヒメ〈2〉(小説:電撃文庫)
作者  :さたけあきら:佐竹彬
絵師  :くさのほうき:草野ほうき
デザイン:?
編集  :?

感覚器官が異常を起こし、まるで超能力としか思えない状態になる「感覚拡大症」に悩む子供達を保護する隔離病棟。視覚の感覚拡大により、裸眼で人の思考を視覚情報として捉えてしまうために、特殊なゴーグルをつけていないと日常生活が送れない少女・梓と、触覚の感染拡大症でありながらも患者の中で唯一入院ではなく通院している少年・明珠の二人を中心とした物語です。
梓はツンデレ。
で、ツンデレの表情のごまかし方にもいろいろありますが、ゴーグルで表情がわからないって言う辺りが上手くできてますねー。
それとあくまでも特殊能力ではなく、「病気」と捉えているあたりもこの物語のポイントかと。

2巻では新キャラの少女との交流が肝。炉……いやいや。

08/07/13 - の記事

カクレヒメ (電撃文庫 (1615))

タイトル:カクレヒメ (電撃文庫 (1615))(小説:電撃文庫)
作者  :さたけあきら:佐竹彬
絵師  :くさのほうき:草野ほうき
デザイン:?
編集  :?

実のところ、作者の人の作品は全部読んでいるわけではないのですが……
読んだ中では一番気に入った作品です。ミステリ度は今回は低く、キャラがかなり前面に出た形になってますね。
「感覚拡大症」と言われる超能力のような特殊な力を手にしてしまった少年と少女のボーイミーツガールもの。
壁を透過して触覚を伸ばすことができるという特殊な能力を使って、主人公がいろいろがんばります。