名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

いるまひとま:入間人間

13/05/14 - の記事

強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-

タイトル:強くないままニューゲーム Stage1 -怪獣物語-(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :うえだりょう:植田亮
デザイン:?
編集  :?

入間人間らしいというかなんというか、作品のコンセプト自体がひねくれてます。
なにせクソゲー的なコンセプト、とあとがきにはっきり書かれてますからね!

そんでもってループもの。
この時点で読者がある程度絞られる気がするんで、そういうの好きな方にはぜひ。
逆に明確にストーリーがあって話が進まないのが苦手な人にはあんまり向いてないと思われ。

12/08/13 - の記事

クロクロクロック1/6

タイトル:クロクロクロック1/6(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :みさきくれひと:深崎暮人
デザイン:?
編集  :?

入間人間の新シリーズ。群像劇です。

六丁の拳銃をめぐり、六人の運命が交錯する物語。
おもしろかったですが、完全に次巻に続く状態で終わるのでそこだけご注意ください。
あともう一つ。今回、名古屋が大々的に舞台になってますよ!

12/06/07 - の記事

トカゲの王 3

タイトル:トカゲの王 3(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

12/01/12 - の記事

トカゲの王 2―復讐のパーソナリティ (上)

タイトル:トカゲの王 2―復讐のパーソナリティ (上) (小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

1巻から既に「これぞ入間人間!」という、中二病についてものすごい悪意をスパイスに料理したような展開でしたが、2巻はさらに状況が錯綜してしっちゃめっちゃかなことに。

そうですねー。2巻の話を簡潔に表現すると、
「ヒロイン化した主人公を、最凶ヒロインが嬉々として救いにいく話」
かな。巣鴨さん、あいかわらずやばいです。危険思想の持ち主にお金を持たすとろくなことにならない見本みたいですね。

11/07/10 - の記事

トカゲの王 1

タイトル:トカゲの王 1(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

「電波女と青春男」は割とゆるめの話だったのですっかり油断してたけど……

あー、入間人間ってこういう作家だったよ! やられたよ!

中二病な少年が主人公ですが、定番の異能バトルを想像してると足元をすくわれるのでご注意を。
爽快感があって登場人物がみんな綺麗な話を読みたい人は避けた方がよいかもです。まあ、入間人間を好んで読む人間が、そんな展開望んでるとも思えませんけどね!
つまりはそういう話です。

まあそんな前提の上ではありますが、おすすめ。

11/04/11 - の記事

電波女と青春男 8

タイトル:電波女と青春男 8(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

実は読み終わってはじめて気がついたんですが、これで終わりという形になるようで。(いや、明確に完結とは謳ってないんでひょっとしてまだ続刊でないとも限りませんが、とりあえずは風呂敷をたたむ形になると思われ)

謎のリトルスマキン現る!!

いや、ほんとに。素顔が謎なんですが簀巻き女ジュニアです。リトルスマキンに宇宙服、そして女々たんとかこれなんて罰ゲーム?

11/04/10 - の記事

電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版

タイトル:電波女と青春男 SF(すこしふしぎ)版(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

こういうシリーズものとしては珍しい?
1巻リメイクです。このタイミングでこういうものが出てくると言うことは、もしやこっちがアニメ版に近いものになるのかも?

えーなんか違うの?ってことですが……
視点が三人称になったり、エリオの性格がややとっつきやすくなっていたり細かい部分で違いが出てますね。

一番大きい違いは、制服の前川さんイラストが2枚も拝めることだけど。

11/01/12 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん10 終わりの終わりは始まり(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

「嘘だけど」でおなじみ、読者をさんざん混乱させるみーまーシリーズもついに完結。

非常に”らしい”終わり方でした。この作品的にはハッピーエンドといっていいでしょう。

10/12/14 - の記事

電波女と青春男(7)

タイトル:電波女と青春男(7)(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

もともとストーリー進行などあまり関係ないシリーズでしたが、特に今回ときたら!
エリオが前川さん、リュウシさんと楽しく遊ぶなどというビジュアルが実現する日がくるとはなんとも感慨深い。

で、このエピソードだけなら普通に「イイハナシダナー」で終われるものを、作者自らマルチエンディングに乗り出すあたりがやっぱり普通じゃないというか。

10/09/09 - の記事

電波女と青春男 6

タイトル:電波女と青春男 6(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

10/07/14 - の記事

多摩湖さんと黄鶏くん

タイトル:多摩湖さんと黄鶏くん(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

ラブラブ変態バカップルのカードゲームな日常。

……いや、冗談じゃなくこの一行で一冊の内容説明できちゃうんですって!
立派に青春してますが少々方向性がいわゆる「春」な方向に突っ走っていて、深刻な悩みとかそういうのはこの作品にはほぼ無縁です。
おすすめはできますが、変態です。精査すればそこまでエロいわけじゃない?んだけど、変態度が半端ないよ!

10/06/13 - の記事

電波女と青春男 5

タイトル:電波女と青春男 5(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

相変わらず東和女々さん(40)は、あらゆるキャラを食うくらいの勢いで出張ってますが、まあそれはそれとして……
海で水着とかもう青春しまくりな丹羽真君なのでした。
なにこのハーレムっぷり。

10/06/04 - の記事

六百六十円の事情

タイトル:六百六十円の事情(小説:メディアワークス文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :うきあつや:宇木敦哉
デザイン:?
編集  :?

「カツ丼は作れますか?」というコミュニティの掲示板に書き込まれたトピック。
その書き込みを見た、様々な事情を抱えた人々の織りなす日常の青春群像劇。
それぞれの日常は少しずつ重なり合い、やがて一点に収束することになるんですが……
同じ群像劇でも成田良悟あたりとは、よくもまあここまでと思うくらいに作風が違うのが面白いです。
物語の展開や、まさかの着地など実にお話でした。

10/03/24 - の記事

電波女と青春男 4

タイトル:電波女と青春男 4(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

いきなりメインヒロインが上半身を布団で簀巻きにしてたというとんでもないインパクトを与えておきながら、中身はまっとうに青春小説をしているというこのシリーズ。

今回は基本的に主要キャラの前日譚です。
丹羽真とヒロインズが出会う前、エリオの小学生時代や、前川さんの中学時代、リュウシさんの高一の時。淡く苦い初恋とか、みんなこれ以上ないくらい青春してますね-。

などと思いつつ読んでいたら……甘かった。
まさか真打ちの話が、本屋にエロ本を買いに行くなどいうただこれだけのために短編まるまる一本とは!

10/01/17 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈9〉始まりの未来は終わり(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

シリーズ最大の壊れ具合。なんつう読みにくさ!
が、それだけにみーくんの受けた精神的ダメージの大きさがわかります。

いよいよ次で完結……なんですが……
これほんとに次でまとまるのか!?

09/12/18 - の記事

探偵・花咲太郎は閃かない

タイトル:探偵・花咲太郎は閃かない(小説:メディアワークス文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

タイトル通り閃かない……どころじゃない!
閃かず、推理せず、犯人をあっさり取り逃がし、そもそも専門は犬猫探し、極めつけにロリコン! こんな探偵が主役です。

さすがにこんだけ全部の要素が入った探偵ははじめてみたなあ。

09/11/12 - の記事

電波女と青春男 3

タイトル:電波女と青春男 3(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

エリオの電波女度が下がったと思ったら……甘かった。
今度は元簀巻き女vs宇宙人という意味不明な構図が待っていたのでした!
しかし、この物語は一見変人博覧会のように見えてこの上なく青春小説してるところにあります。いや、ほんとですって!
ちなみに、青春小説的な要素が好きなら作者のハードカバー『僕の小規模な奇跡』もぜひお読み下さい。

09/10/29 - の記事

僕の小規模な奇跡 (単行本)

タイトル:僕の小規模な奇跡 (単行本)(小説:アスキー・メディアワークス)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :?
デザイン:?
編集  :?

作品そのものが個人的に超ストライクだったのもありますが、なによりヒロインがまるで「化物語」の戦場ヶ原ひたぎを見ているかのようだったので(言動と心境が不一致なところが、ね)、赤枠おすすめで。いやー、おもしろかった。

入間人間作品ということで、読みにくいだろうと思って警戒している方はご安心を。
むしろ既存のどの入間作品よりも遙かに読みやすく、そして素敵な青春小説でした!
図書館において、「おすすめの恋愛小説!」とかポップをつけて置いておきたいくらいですね。
ハードカバーで、一般小説を意識した書き方になっている……はずですが、そもそもの作風が異能力ひとつ出てこない青春模様を描いているために、作者のファンにとっても違和感はゼロ。

読みかけは短編小説集かな?と思ったんですが、読み進めるにつれて全く別の物語を紡いでいたように見えた各登場人物の間がやがて繋がっていきます。

09/09/08 - の記事

噓つきみーくんと壊れたまーちゃん 8 日常の価値は非凡

タイトル:噓つきみーくんと壊れたまーちゃん 8 日常の価値は非凡(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

09/06/07 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんi 記憶の形成は作為

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃんi 記憶の形成は作為(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

(文案整理中)

09/05/12 - の記事

電波女と青春男 2

タイトル:電波女と青春男 2(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

1巻で布団簀巻き電波女というトンデモ属性からは一応卒業し、社会復帰中の少女・エリオと、エリオ宅に同居中のいとこの少年・真がメインの青春小説……のはずが気が付いてみれば、エリオの母親(40)が主人公になってます、どうみても。

いや、もちろんエリオと真もそれなりに社会復帰活動(笑)を謳歌して入るんですが、それは主に前半で、後半のおいしいところは女々さん総取り。

09/05/09 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 7

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 7(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

終わる終わる詐欺に引っかかって、某所で「完結」などと書いてしまった記憶がなきにしもあらずですが、もうちょっとだけ続くそうです。なんてこった。

今回まーちゃんは完全におまけで、みーくんもいいところだけかっさらうまるで名探偵のようです、嘘だけど。

09/01/09 - の記事

電波女と青春男

タイトル:電波女と青春男(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :ブリキ
デザイン:?
編集  :?

みーまーシリーズの作者の新作なのできっと一筋縄では行かないだろうと思いつつ読み始めたわけですが……

あいきゃんふらーーーーいっ!!

自分を宇宙人と言い張る電波で、そのうえ顔を含めた上半身を簀巻きにして謎の生物と化している、トンデモ少女がヒロインの……『青春小説』です。

08/09/11 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 6(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

遠慮……は、いらないか。
みーまーはこれにて完結。今回はあらすじとかは省略して簡潔に言いたいことだけ言わせてもらいます。

なんだこれ。

いや、もうそうとしか表現しようがないよ! 「これはひどい」(そして、みーまーにはふさわしい)ラストでしたね。

08/05/14 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 5(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

ヤンデレヒロインのまーちゃんと、ただの戯れ言主義者に見えてその実まーちゃんよりももっと壊れてるんじゃないかというみーくん。
そんな二人の周りから見ると異常な日常を描くヤンデレ小説……なんですが。
この4,5巻はすっかり主旨が変わってミステリと化してます(まーその内容はちっとばかしアレですが)。まーちゃんの影の薄いこと薄いこと!

08/04/19 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 4

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 4(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

ヤンデレなまーちゃんと、嘘つきなみーくんの壊れた日常を描写した作品です。
実は本質的にはみーくんの方が壊れてる気がしますがまああまり気にしない気にしない。
さて、4巻ですが……正直な感想を書きましょう。
これどこのライトノベルミステリ?
まーちゃんは空気。そしてヒロイン交代のお知らせ。

最初にほんの少しだけまーちゃんは顔見せしますが、あとはお役後免で出てきません。

07/12/12 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 3(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

ヤンデレが一人、ヤンデレが二人、ヤンデレが……たくさん!
3巻に至っては、とうとうヤンデレで埋め尽くされてしまい、まともなのは恋日先生くらいになってしまいました。
主役である嘘つきなみーくんと、その彼女?である完全に壊れてしまっているまーちゃんのどうしようもない日々を描いた物語。
鬱やヤンデレの出てくる話に目がない人には文句なしにおすすめしますが、逆にまっとうな物語を読みたい人は悪い事は言いません。やめときましょう。
というかきっと途中で放り出す事になりますが……

07/09/14 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 2(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

正直言いましょう。これ以上ないくらいちゃんと畳んだ風呂敷を再展開する形だったのでいったい2巻はどうなる事やらと読んだわけですが……
一見まとものようでいて、実はみーくん(仮)こそがヤンデレですねこれは。
二人が入院している病院内での一幕。みーくんの元カノとか出てきます。

07/06/09 - の記事

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸

タイトル:嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 幸せの背景は不幸(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

これは酷いヤンデレですね>最大級の褒め言葉

タイトルの「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」というのは、誰がつけたタイトルかわかりませんが、ものすごく的確なタイトルです。
ストーリーがミステリ仕立てになっている……というか、なにしろ語り手は「嘘だけど」が口癖のみーくんなので、どこまでみーくんが真実を語っているのかさっぱりわからないのもまたこの作品の魅力。
まーちゃんの精神のぶっ壊れ加減については実際に読んでもらうのが一番です。
まっとうな人間の思考からは完全に逸脱しちゃってますが、それがよいのです。
そうそう、カバーをめくってみてください。危険さが嫌でも伝わってくるはずです。