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多摩湖さんと黄鶏くん

タイトル:多摩湖さんと黄鶏くん(小説:電撃文庫)
作者  :いるまひとま:入間人間
絵師  :左
デザイン:?
編集  :?

ラブラブ変態バカップルのカードゲームな日常。

……いや、冗談じゃなくこの一行で一冊の内容説明できちゃうんですって!
立派に青春してますが少々方向性がいわゆる「春」な方向に突っ走っていて、深刻な悩みとかそういうのはこの作品にはほぼ無縁です。
おすすめはできますが、変態です。精査すればそこまでエロいわけじゃない?んだけど、変態度が半端ないよ!

年上なんだけど何度もダブって未だに高校一年生で後輩のおねえさんキャラ多摩湖さんと、年下だけど先輩な黄鶏くんが、二人だけしかいないカードゲーム研究会でカードゲームに興じるんですが、ルール……というより罰ゲームやご褒美がおかしいです。
まっとうなキスどころか、まともに手を繋いだことすらない状態なのにやってることが本番に向けての練習と称して「お腹へのキス」とか「眼球を舐める」とかどんだけハードル高いんだよ! そこまでやれるなら普通のキスなんか余裕でしょうが!

とまあ、ある意味そこらの由緒正しきエロコメも真っ青かもしれない成分満載です。
相変わらず青春の暴走を書くのが上手いよなあ。


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from お亀納豆のライトノベルまっしぐら on 火曜, 2010/07/13 - 22:24

著:入間 一間 イラスト:左 ぼくたちばかっぷるじゃなくて、へんたいかっぷるですもの。 何だ、作者病気か。 そして、電車の中でこれ読んでニヤニヤしてる俺マスラオきめぇ<意味...