名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て

タイトル:問題児たちが異世界から来るそうですよ? 十三番目の太陽を撃て(小説:スニーカー文庫)
作者  :たつのこたろう:竜ノ湖太郎
絵師  :あまのゆう:天之有
デザイン:?
編集  :?

強すぎる異能を持てあまし、退屈し、世間ではみ出し者となっていた問題児たちが、異世界に召喚され、そこでも問題児ぶりを発揮するが、問題児ぶりなど有り余っておつりが来るほどの可能性を持っていた、という異世界召喚アクション。
あくの強いキャラたちと、青天井のごとくインフレしていくバトルが魅力。

レティシア編、完結巻。
いろいろこっぴどくやられてしまい実にフラストレーションのたまる展開でしたが、十六夜はじめ飛鳥も耀もやられっぱなしで終わるようなことはむろんあるはずもなし!

前回がイライラが募っただけに、今回は強敵相手と言えどもやられっぱなしで終わることはない、とは言っておきましょう。
敵キャラの強さのインフレっぷりもすごいことに。
なにこれ、ほんとに勝てるの?

謎解き部分はちょっとややこしかったけどおもしろかったですね。物語が時間を超えて人を召喚しているからこそできるいろんな仕込みもあって満足。

唯一、今回は十六夜がいつもと比べると活躍する余地がなかったのは残念……ですが、そうとう詰め込みまくった感があるのでやむなしか。まあ基本的に十六夜が暴れると勝負にならないし……。

さて、でこれ以上インフレするんでしょうか。
いいぞもっとやれ。


シリーズ一覧


作品一覧


トラックバック

http://maijar.jp/?q=trackback/6044