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テンプテーション・クラウン

タイトル:テンプテーション・クラウン(小説:スーパーダッシュ文庫)
作者  :ゆきのしずか:雪野静
絵師  :ゆーげん
デザイン:?
編集  :?

2巻が出るのに、ずっと1巻積んでてあわてて読んだわけですが……
……おもしろかった。なんてこった、積んでてすいませんでしたorz

強力な能力者にしか作用しない、特殊な「魅惑」の力がある日突然発現して、学園で有名な選定者に一目惚れされてしまった!という形で始まる異能アクション&ラブコメ。

これは上手い形でハーレム形成してますねー。異能アクションの処理の仕方、能力方面では役立たずの主人公の生かし方など、ストーリー部分もおもしろかったです。おすすめ。

”選定者”という、この世に墜ちた神や悪魔をその身に宿し、力を行使する者が物事を左右する世界。なんの能力もないまま高校生になった少年・沙羅姫アキトは、ある日唐突に悪魔ゼファをその身に宿したものの、その正体はわからないままだった。
が、学園どころか世界でも有名な「王冠」の一人である選定者・ルヴィがアキトに虜になることでその能力が明らかとなる。それは、強い選定者を狙い撃ちで魅惑してしまうという、とんでもないものだったのだ!

いやー、いいですねこの能力。
非常に反則です。そして、この物語がただのハーレムものにならない理由があって、主人公には既に好きな人がちゃんといるんですね。告白どころか声もかけられない状態だけど、だからたとえ最強の選定者だろうとなしくずしにつきあったりとはいかないわけで……
はいこの先どうなるかはお楽しみということで。

2巻が出るに及んであわてて読んでる関係で、続けて2巻も一気に楽しめるとは幸せー(笑)


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