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コップクラフト 3 (ガガガ文庫)

タイトル:コップクラフト 3 (ガガガ文庫)(小説:ガガガ文庫)
作者  :がとうしょうじ:賀東招二
絵師  :村田蓮爾
デザイン:?
編集  :?

まるで常識も価値観も異なる二人。魔法世界の少女騎士と地球世界の刑事が、しじゅう角を突き合わせながらも事件を解決していくというラノベとしてはかなり風変わりなストーリー。「マイアミ・バイス」を意識したアメリカンな刑事ものです。
といっても「マイアミ・バイス」でピンと来る人はかなり限られると思うんで、若い人にもわかりやすく言えば「相棒」の雰囲気が近いですね。悪人成敗して万事解決などという流れにはならず、むしろ犯人に出し抜かれたり後味の悪い結末になったり、黒幕は傷つかずのうのうとしていたり、そういうリアルな感覚を楽しんでください。

さて、ご存知の方も多いでしょうが「コップクラフト」は「ドラグネット・ミラージュ」がレーベル移籍(というかゼータ文庫はお亡くなりになりましたからね!)に伴って、あまりにマニアックな路線を少し修正した結果、ティラナの容貌がロリ化しているんですが、3巻はそこを上手く生かしてきました。
学生として学園に潜入捜査するなんて、ロリ化したティラナじゃないと無理だしね!

マトバとティラナの距離が、なにげにぐぐっと縮まっているのがまた非常にツボ。なにせこの二人なので、そこらのラブコメみたいなベタベタの甘さは期待するだけ無駄ですが、それでもやっぱり思わずニヤリとしてしまう展開が見られます。

ただ、根幹の物語はあくまで硬派。だからこそいいんですけどね。


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