名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~

タイトル:シャギードッグII 人形の鎮魂歌~defeated~(小説:GA文庫)
作者  :ななおあきら:七尾あきら
絵師  :宮城
デザイン:?
編集  :?

改変遺伝子による身体能力の強化が、当たり前のものとなった世界。
<ファイター>と呼ばれる一部の者は、その並はずれた能力でとにかく人よりも強いことを誇示したがって闘争を繰り返す……そんな世にあって、激強な能力を持ちながらも頑ななまでに闘いを嫌がる少年・大介と、彼に関わる人々の物語です。当然ですがバトルアクション中心。
大介やオズが、自分の能力を持て余し、それぞれの方法で悩みながら折り合いをつけようとしている姿がなかなか悪くない……と、言いたいところですが。

2巻にしてこの終わり方は(読者に)むごい。ここで止めますか。しかも続きは10月予定。
なんという放置プレイ……
そんなわけでいろいろと興味深い伏線が蒔かれてはいるものの、あまりにも寸止め感があるので今の時点ではなんとも言い難く、あえて評価保留みたいな形になってます。つまりなにが言いたいかというと、前倒ししてもいいからとにかく早く次をくれ!


この作品の名台詞

「人生に置いて、当たり前の日常以上に大切なことがありましょうか? わたくしがあの方にしてあげられるのはせいぜい、敵になってさしあげることくらい。しかし貴女は、あの方の友になることができるのです。いやはや、うらやましい」

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