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終わる世界、終わらない夏休み 芹沢和也の終末

タイトル:終わる世界、終わらない夏休み 芹沢和也の終末(小説:ファミ通文庫)
作者  :あきさかあさひ
絵師  :東条さかな
デザイン:?
編集  :?

終末ものです。
ただの終末ものではないんですが……
以下、あらすじに載っている程度のネタバレがありますので私みたいに極端にネタバレを嫌がる人は読まないでください。なお、まだ下巻が出てないので結末は不明ですが、なかなかおもしろかったですよ。

さて、これはただの終末ものではなくタイムループものでもあります。
はい、この手のネタが好きな人はあとの文章は読まなくていいので速攻入手に走るべし(笑)

ある時、家電機械製品が突如として使えなくなり、そしてどこからともなく1ヶ月後には世界が滅亡するという噂が飛び交い、やがて人々は日常の暮らしを放棄していきます。
そんな中、律儀に毎日高校に登校を続けていた芹沢和也は、同じく登校を続けていたクラスメイト・大舞都亜美から「世界を救う方法を一緒に考えよう」と言われ、『暇つぶし』で一緒に世界を救う方法を探し始めるのですが……。

デビュー作では、主人公の女の子はよくかけていたんですが、オタクなマッドサイエンティストとどうも上手く歯車が噛み合っていない印象を受けてましたが、今回は思春期の少年少女の描写が、その青さも含めて気持ちよくかけていると感じました。
なにせ上下巻なので、きちんとした評価は下巻次第ですが続きが楽しみです。


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