名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

げーまに。

タイトル:げーまに。(小説:MF文庫J)
作者  :あきさかあさひ
絵師  :まはん。
デザイン:?
編集  :?

女子電脳文化研究会、早い話が女の子ばかりのビデオゲーム研究会に半強制で入部させられることになった主人公(男)と、部員の女の子達によるゲームな日常と青春模様です。

対戦格闘ゲーマーな人なら確実に楽しめます。
ゲーマーじゃない場合は……推測ですが、濃すぎるゲームネタはかなり抑えているようなので比較的間口は広い……の、かなあ?

ゲーセンの格ゲーで主人公のヨースケをボコボコにした上で、説教をかまして女子電脳文化研究会に入ることを強制してきた少女・白音。結局なし崩しに次の日から、ヨースケは電脳研に通うことになる。そこでは格ゲー、エロゲなどを日常的に遊んでいたのだ。

途中からゲームバトルよりも、ゲームの理解のない白音の母親との対決が焦点になってきますが、この辺の展開はなかなかおもしろかったです。
内容的には、重度のゲーマーにしかわからないようなネタを立て続けに繰り出すというパターンではなく、出てくるタイトルを絞り込み、さらにゲーム自体も知名度に配慮してネタを決めたのでは?と思われます。なので比較的わかりやすいはずですが、さりげに私もスト4のネット対戦は4桁やりこむ程度にははまっていたので果たして格闘ゲーマー以外の人がこの小説を読んだ場合におもしろいのかどうかはちょっと不明。まあ読み飛ばせば済むような気もしますが。なんせ根っこは青春&ラブコメですから。

弱っちいとはいえ未だ格ゲーから完全に足を洗ったわけではないんで


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